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『ネズミの涙』稽古場日誌(2月3日) 島田大翼

何もないところから一つのオペラを作り始めますから、
初めは、それはもう、衣裳も道具もありません。

稽古を進めながら必要なものがわかってくると、
形の似たものを使って稽古したりします。
似たものが無ければ布や段ボールなどで作ることも多くあります。
仮小道具とか、仮衣裳とか言われる物です。

稽古も終盤になってくると仮の道具は本番用の物に代わっていきます。
でも、長い稽古を共に過ごした仮小道具の方が愛着があったり。無かったり。


【段ボールでできた檻のようなもの】
初めはきれいな形をしていたのに、激しい稽古でy軸がすっかりゆがみました。
お疲れさまでした。


【"romi UME"と書かれたゴムボール】
何故ゴムボールが新聞紙に包まれているのか…。
こればかりは稽古を見ていてもよくわかりませんでした。
お疲れさまでした。


【銀色の芋虫のようなもの】
見ただけでトイレを思い出せた方はかなりの座日記マニアだと思います。
わからない方はこちらをご覧ください。
お疲れさまでした。

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