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やまなみ運動会(10月30日):岡原真弓

本日は移動日。昨日岐阜から福岡に走り、本日は福岡から鹿児島に移動する。4トントラック、2トントラック、レンタルワゴン車で。

福岡から鹿児島の途中、あんまり天気がよいのでちょいと、寄り道!

座がいつも、お世話になっている熊本のやまなみこども園の大運動会があるというではありませんか!寄らずにはいられない!

運動会の途中に卒園生の学童の子供たちのコンサートがあり、そこに飛び入り参加という予定になった。午後の会の一番にやるから、13時頃に行こうと思っていたら、園長の息子さんのお嫁さん(みんな保育士さん)から「子供たちが劇をやるから見てほしい」と、連絡が!せっかくだから、少し早起きして11時に着くようにした。熊本の江津湖公園という大きな広場でやるという。地域の方もいらして300人規模だ。








天気もよくて緑の広場に、雨の音楽の楽器を持って歩く我々の姿は、まさに「昔ー広場にー1本の柱ー、その回りで人々は踊りー!」にむかっていく姿である。

しかし!そこにあったのは、素晴らしい子供たちの真剣勝負の顔!
跳び箱の段数を自分で決めて、それを飛ぶのをひとりづつ披露する。幼稚園児が跳び箱8段!ジャンプが足りず、跳び箱を崩してしまったり、跳べたと思ったのに顔面から落ちていったり、そりゃあ物凄い!くやしかったり、痛かったりしたら、すぐにワンワン泣く!そばにいる保育士さんがぎゅうっと抱きしめる!再び跳ぶ!本人が納得するまで何度もやり直す!なんという素晴らしい姿だろう。物事の根本を教えてもらった気がする。

見てほしいと言われた劇は「スーホーの白い馬」だった。保育士さんたちも、王さまになったり、狼になったり、熱演!園長の優しいナレーションがこれまた最高!勿論、子供たちの演技も真っ直ぐで、振り付けも入っていたらしいが、それぞれが自発的に動いているように見えた。なにより、あの年齢で集団としてちゃんと、動いているのが凄い!物語に感動させてもらえた。

美味しいお弁当を頂いて、いよいよ、我々の出番。夢の番人、希望の歌、雨の音楽を歌った。雨の音楽は学童のみんなも一緒に歌って大盛り上がり!知らないお客様に、少しの時間だったのに、凄く感動したと言って頂けた。



そして、そのあと、父兄によるタイヤ取りという、極めて危険で最高に面白いものを見せてもらった。来賓の方々、どうぞ参加してくださいというハーリー船競争には、とみやん、まり、ゆうこ、雄一郎が参加!





そして、保護者のリレーに、こんにゃく座チームとして参加!岡原、北野、服部真理子(ピアニスト!)、大石、太田、佐藤敏之、川中、西田、助っ人のやまなみのピアニストのお嬢さん、島田の順で走った。先頭選手のおかげで、はじめから半周以上の差がつき、惨敗。岡原のあまりの走りの遅さに爆笑だった。








運動会おおとりはきりん組(五歳児)のリレー!
大人たちのガチな戦いに影響されてか、みんな、眼光鋭く、逞しく走り、観客席は思わず大声でその子たちの名前を叫び応援していた。そして最後は全員でダンスダンス!見本の保育士さんの真似をしてみんなで踊り、最後に輪踊りになったときに!あっ!「その回りで人々は踊りー!」になった!お客さんみんなにシャボン玉を吹かせたり、ローテクな凄い効果の演出がにくい!



何よりもいつも我々の歌を聞いてもらっているやまなみの保育士の皆さんの保育という真剣勝負を見せて頂けたことに感動した。こんなにも、子供たちを導いて、こんなにも、楽しそうにキラキラしているなんて、いやあ、素晴らしい!おぐりの初めての体育館公演を終えて、大移動して、ぐったりしていたのに、物凄いエネルギーをもらえた。

やまなみこども園のみなさん!本当にありがとうございました。



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