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林光歌劇場2019 稽古場日誌(8月29日):大石哲史

今日も稽古場に来る途中、農家の人が道端で売っている無花果( イチジク)を3個買ってきた。3個100円 ごっつあんです。喉の渇きがしずまらないこの頃、何日か前のとある日、稽古の合間に食した無花果、なんと喉の渇きがピタッと止まってしまった。摩訶不思議!本当かなと思われたあなた、試してみてください・・・人による、とは思います。
今日は、おじいちゃんのほうを、丁寧に一場面一場面作っていく稽古をした。それにしてもこのオペラの始まりの音楽は何度聴いても爽やかで、何かスッと身体に染み込んでくる。光さんが気楽にサラサラ〜と墨で描いてるようだ。その音楽にのせられて少年二人の会話が始まる。あっ勿論メロディーがあります。この会話が、日に日に楽しくなってきた。自然になってきたからだろうな!このシーンのあと、おじいちゃんになって私は登場したんだが、なんか二人に乗せられてウキウキしてしまった。稽古をしててウキウキするのはきっといい事だ。さて、その二人のシーンに、はちょっと厄介な言葉が登場する。スウェーデンの通貨はクローネと言うらしい。ウルフ君が「今日はおじいちゃんの誕生日だから5クローネもらえるんだ」という・・・つまり、「今日はおじいちゃんの誕生日だからご苦労ね」と聞こえてしまうのだ。スタルクさん( 原作者 )!2クローネか、3クローネに変えちゃダメかな? まどかー 本番までになんとかしようなあー。

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