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林光歌劇場2019 稽古場日誌(9月2日):田上ナナ子

本日は、衣裳パレードです。
先日、丁寧なフィッティングができたので、今日はあまり時間がかからずパレードを
終えました。




パレード順番等チェック表。ホジェラの次、ホロールと読めます。ポウルですよ、裕
加さん

今回は、早替えで戦々恐々とする人が数人しかおらず、他の人たちはあまり着替えも
ないオペラです。
こんにゃく座としては珍しいほうかとおもいます。

『ふしぎなたまご』では個性豊かな登場人物たちの、キャラクターが光る衣裳がとて
も楽しい!



『遠野物語』に引き続いて銀行員の役をやる沢井栄次さんです。少しわかりにくいで
すが、顔の下のほうから出ている「逆“し”」型のものは、沢井さんの付属物です。



頭に素敵なピンクのモノを乗せているのは飯野薫さんです。変身後のかわいらしいあ
の方の時です。


オペラ『おじいちゃんの口笛』では、ふたりの少年ウルフとベッラが、シンプルな舞
台に素敵な衣裳で登場しますよ。



ウルフ役の沖まどかさん。本人的にはウルフという役名にちなんでウルフカットにし
ていたようなのですが、髪を切ることが決まりました。どちらかと言うとマッシュ
ルームみたいなものになる予定です。




ベッラ役の熊谷みさとさん。ウルフからいつも「物事を考えすぎだ!」と言われる
ベッラの雰囲気を品良くまとったベストが似合ってます。

そして二作品を通して全体的な衣裳の印象は、“さわやか&シンプル”。
しかしこのシンプルはなかなか手ごわい。
シンプルさをどう遊ぶか、自分のものにするか、役として生かすことができるか!
ここが出演者ひとりひとりの見せどころです。

初日まであと10日となりました。

今回公演する二作品は、どちらもなかなか観ていただくことのできない作品です。
約20年前に林光が作曲したオペラを、こんにゃく座がいまの時代にむけて公演しま
す。
こどもはこどもの視点で、そしておとなはおとなの視点で楽しめるオペラの二本立て
公演、ぜひお見逃しなきよう、みなさまお誘いあわせのうえご来場ください。お待ち
しております。



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