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オペラ『イワンのばか』劇場日誌(2月6日):田上ナナ子

1月6日の稽古インからちょうどひと月、本日2月6日、オペラ『イワンのばか』初日を迎えました!






このひと月、萩さんが“いま”作曲した新しい楽譜、音楽が次々に稽古場に届き、出演者はその新しい音楽を、次々に自分の中に取り込み取り込み、本日を迎えました。
そして生まれた、新しい日本オペラ!



ところで、このオペラ誕生のきっかけは萩さん。

萩さんから、「イワンのばか」を新作オペラの題材として提案された時、「? なぜいま、イワンのばか?」と正直思いました。

けれどもけれども、裕福な家に生まれ、私財を投げうって学校をつくったり、宮澤賢治や夏目漱石など、日本の文学者にも多大なる影響を与えたトルストイの、彼の生き方や考え方を知るにつけ、「ああ、なるほどね!」と思ったのでした。

そして今回、萩京子の音楽と坂手洋二さんの台本・演出によって、現代日本にこの物語が立ち上がりました。



「イワンのばか」は、タイトルは聞いたことあるけれども、内容はちょっと良く知らないという人が多いお話。

物語を知るほどに、この物語がいまの私たちにも響くのってなんだかちょっと複雑な気分、にもなるのですが、「え! こんなお話だったんだ」「へー、なるほど」って、新鮮に受け止めていただけること請け合いです!



今日は驚くほど寒い一日になりましたが、おかげさまでたくさんのお客様にご来場いただきました。

開演の15分前からロビーでは、出演者も参加してロビーコンサートが毎公演行われます。







ご来場のみなさま、ぜひお見逃しなく!




ロビーがひろ〜〜〜く、よく響く、あうるすぽっと
ご来場のみなさま全員だってロビーでじゅうぶん楽しんでいただけます

和久井幸一さんが、早速動画を撮ってくださいました!



2月11日(火祝)まで公演は続きます。

ステージによっては、前売チケットが完売しておりますが、各ステージとも、当日券をご用意いたしますので、急にご都合ついた方も、ぜひお出かけください。



座員一同、あうるすぽっとでお待ちしております!

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