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オペラ『末摘花』劇場日誌(9月5日):壹岐隆邦

土曜日だからなのか、はたまた違う理由からか、いつもより人通りもまばらな六本木──
オペラ『末摘花』、本日より劇場入りです。

ひとりひとり検温・消毒をして入場。
仕込みも密にならないようにと、照明と舞台の搬入時間をずらして行います。

いつもの使い慣れた劇場だけれど、ちょっぴり新鮮な仕込みです。

そんな新鮮な仕込みの様子を座日記で……と思ったけれど、今回わたしは"チケット係"という制作側の仕事に就いていて、舞台の仕込みにはほぼ関わらず。
なぐり(金槌)もインパクト(ドリル)も使わない"仕込み"は、それだけで新鮮なのでした。
インパクトの代わりにインターネットを使い、金槌の代わりに金券(チケット)を扱っております。


それはさておき──
楽屋の隅っこでチケット処理をしている私の横では、衣装部さんが延々、長い髪と向き合っています。
楽屋も風通しが良いように、と新鮮な配置。

舞台も、口の大きい搬入部を開け放して、舞台づくり。
残念ながらヘルメットを被っていない私は舞台に上がれないので、袖や客席からの写真をどうぞ。
ロビーも、今までにない新鮮な配置になっています。
詳しくはまた、後日の座日記にて。


さあ、公演も間近。
皆様に安心してご観劇いただけるよう、本番までの準備も、最後まで気を抜かずに取り組んでいます。
ひとりでも多くの方にご覧いただけたら、嬉しいです。
アマビエ様にもお祈りをして、皆様のご来場を心よりお待ちしています。

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