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オペラ『あん』劇場日誌(2月10日):高岡由季

オペラ「あん」世界初演をついに迎えました。

コロナの感染拡大に怯えながら、「免疫力を上げていきましょう」という言葉を呪文のようにお互いに言い合い、稽古期間を終えて、PCR検査も全員無事にクリアし、どら組春組両方とも劇場での場当たりを終え、今日はどら組のゲネプロとソワレ本番、初日の幕が開くことになります。



午前中から俳優座劇場のロビーで各々声出しをしている私含めた4人。自然に集まってきます。
今回、これから無限に広がる未来を生きていくであろう中学生を演じる4人です。玲子さん、ゆずさん、しんさん。
なんだか初めてな気がしないメンバーです。
通称『手紙』のシーンで4人で歌うアンサンブルがと〜っても難しくて。毎日、何回も何回も稽古します。

何もなかったロビーに、販売物が並び、座員がスタンバイし、開場の準備が整い始めました。



今回の販売物は、少数精鋭。
是非、お立ち寄りください。



本番前、いつもは本公演の初日となると、いろんな気持ちでいっぱいいっぱいになるので写真を撮ろうという思考に至らない私ですが、今回は座日記を書かせていただくということで本番前に女性楽屋で写真を撮ってみました!
撮ってみると、いい感じで緊張もほぐれて良かったです。

みんなそれぞれ、自分の中学生の頃に1番イケてると思っていたピースをしています。笑


奥さんりえさんと、森山さん相さんも一緒に。



やはりスタンバイが早い千太郎さん。うるおさん。

うるおさんとは、去年2月『森は生きている』での博士と女王、去年9月『さよなら、ドン・キホーテ!』でのトーマスお父さんとベル娘、と、3作連続でたくさんお世話になっております。いつも助けられております。いつか私も助けられるようになりたいと思っております!

奥さんが絡んできました。笑

りえさんは、私の本公演デビューとなった『白墨の輪』のときから、稽古のときに私が少し弱気になったりしているときに必ず「大丈夫よ」と励ましてくれ、なんというか、大先輩なのに、肩を並べて(!?)アドバイスをくださる大好きな人です。本当に、昔から魂を救済していただいています。

千穐楽までに、どら組の全員で写真を撮りましょうね!

そして19:00、開演。
とても緊張しましたが、誠実な2時間弱になったと思います。無事に、初日の幕が開きました。
本当に良かった!

ダイジェスト映像も公開されました。
ご覧くださいませ!

明日は14時開演。

千穐楽までやりきれるよう、頑張って参りたいと思います。


ワカナ役 高岡由季


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