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オペラ『アイツは賢い女のキツネ』劇場日誌(2月19日):小田藍乃

17日金曜日に幕を開けたと思ったばかりの、オペラ『アイツは賢い女のキツネ』。
2月19日に、ついに千穐楽を迎えました。

こんにちは。
☆組女のキツネ・ビストロウシカ役の小田藍乃です。

今回は4回公演のうち、最初2回が☆組、後2回が♡組と言う感じ。
私ひとり、みんなよりお先に楽日を迎えておりました。

☆組の相方、雄キツネのあかねさんはすっかりオーケストラの人。
本番前のオケピのみなさん。
みんなそれぞれ最後の最後まで音の確認をしていました。

みなさん真剣そのもので、カメラ目線くださーいの一言が言えずオロオロしてたら、玲子姉様がこっち向いてくれました(・∀・)


加藤さんの最後のダメ出し。

加藤さんの言葉はいつも詩的で、美しいです。
常に、全体の中の自分の様子、このシーンの役割など、ついつい主観的でただただ夢中になってしまっている時にハッと立ち止まらせてくれます。
「なぜ今この作品をやるか」
を、稽古インから千穐楽まで、ずっと問いかけられました。


お稽古の様子。

第2幕冒頭のシーン。
サンカクの装置の中に整然と並ぶ、三角頭の合唱隊。
とってもかっこよくて大好きなシーンです。



本当にあっという間の3日間でした。

ヤナーチェクの音楽はとにかく難しくて、夏から秋の旅公演中も、もう必死も必死でした。
体育館では「異議なし〜〜〜」とメンドリの歌が聴こえて来たり、空き日にホテル近くの公園で歌っている人もいたし、移動中の飛行機でも映像観たり音源聴いて勉強したり、本当にヤナーチェクまみれな数ヶ月間でした。

難しすぎて分からない音楽も、気がつけばとても心地よく、何が合ってるかわからなかったリズムも、絶対こうじゃなきゃいけないって思えて来たり、毎日毎日新しい発見がある音楽で、なんだか実際に森を散策しているような気分でした。


最後に、
2匹のビストロウシカ☆♡

理恵おねえさまより可愛いキツネピアスプレゼントしてもらいました。

お互いに、音の違いやリズムの違いを指摘しあったり、演技のことや、体の整え方(ビストロウシカはものすごく走り回るし音程も高いので、本番中の体の整え方、すごい重要!)など、たくさんたくさん情報交換しました!!

いつも前向きで、挑戦していて、美しい女性の理恵さん。
本当に本当に、たくさん勇気をもらいました!



夢の中でも溢れていたヤナーチェクもついに終わってしまいました。
こんにゃく座の2月、3月はあっという間に演目が切り替わったスタートいたしますよ(・∀・)

それではっ!
ご来場いただいたみなさま、観てはないけど見守ってくれたみなさま、本当に本当にありがとうございました!!!



女キツネ・小田藍乃



《おまけ》

ちょいたし思い出写真館(注釈/高岡由季)
優しい笑顔の直さんとの2ショットに嬉しさ爆発の茉奈
ヤナーチェクを真剣に楽しむ音楽監督の萩さん
舞台セットの三角錐の中で、大きすぎて稽古場に入れられなかったもののミニチュアを、動かしているつもりの彦坂さんとまろさん
森の動物たちをひときわ生き生きとさせ、言葉にできない『なんかグッと来る』をたくさん生み出してくださった山田うんさん
動物たちの会議
虫たちのシンクロ稽古
蝶の戯れ
舞台袖でやたら人気の小道具うさぎ。ちゃみさん作。終演後はるつさんが家にお迎えしたそうです
舞台上では、ふくろうさんに蹴り飛ばされていた笑
ふくろうの被り物がまだベースのみの状態のころから、やたら似合っていたまんまるお目目の岡原さん
今回の攻めた販売グッズ、動物たちのアクリルキーホルダーのための撮影をするカメラマン島田さん、ポーズ指導の西田さん、総指揮のまどかさん
鶏つかいたちの、劇場での朝のケーコ
統制のとれた動き。たくさんのケーコの賜物です
しかし仲間が次々と女狐にやられてしまうメンドリのリーダー彦坂さん。鶏も逝った。
☆組のキツネアベック
♡組のキツネアベック
またお会いできる日を楽しみに、精進していきます。

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