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『ロはロボットのロ』公演事後ワークショップツアー(7月13日〜20日):飯野薫

6月に文化庁巡回公演でオペラ「ロはロボットのロ」を公演をした小学校をもう一度まわり、ワークショップを行いました。例年は公演前にワークショップを行っていましたがコロナの影響でここ数年ワークショップはお休み、今年は久しぶりに復活し、公演後にワークショップをする事になりました。またみんなに会えるのを楽しみにしていた飯野とピアニスト湯田さんチーム。
ワークショップではオペラ「ロはロボットのロ」の中から「たったひとつとくいなこと」「テトのパンはあ」を一緒に歌ったり、こんにゃく体操をしたり、公演の感想を話したりしました。濃い毎日を過ごしているだろうみんなが、1ヶ月も前に観た舞台の感想を喋りながら思い出し笑いしてるところなんて、もう嬉しすぎました。

私は夢中になると時間を忘れてしまうので手に終了時間を書いてタイムキープ。時間も人数も学校によって様々なので毎回調整、挑戦。たくさんの声を聞き、エネルギーを受け取って、伝える言葉を探して考えて、刺激的な日々でした。

私達がワークショップを行ったのは5校です。まずは北海道。
室蘭市立地球岬小学校
体育館で45分のプログラムを2回。約100人ずつ。ワークショップ初日、みんなの声に圧倒されました。バタバタして学校で写真を撮りそびれたので、帰りに地球岬で一枚。 6月の公演の時に取材していただいた新聞記事のコピーを貰いました。

洞爺湖町立洞爺湖温泉小学校
体育館で65分のプログラムを1回。全校生徒40人ほど。終了後には「小さな世界」を歌ってくれました。のびのび歌う姿がとっても素敵でした。

取材に来てくださった、とうやこチャンネルの記事
https://toyako-ch.com/blog/29786.html

北海道では空き時間に「ウポポイ」に行って、アイヌ民族博物館や、民族舞踊の公演も観る事ができました。

今回も湖畔で打ち上げられる洞爺湖ロングラン花火をホテルの部屋の窓から見る事ができ、大迫力でした〜!花火は10月末まで毎晩打ち上げられるそうです。

湖沿いのドライブがきもちよかった〜!!

次の週は東北へ。
宮城県の石巻市立大谷地小学校
暑さ厳しい7月、冷房の効いた教室での開催です。45分×2回。1.2年生が25人くらいと、3.4年生が50人弱。

1.2年生の後に3.4年生に会うと、こんなに体が大きくなるのかと驚きました。こんにゃく体操の動きの不思議さに戸惑いながらも楽しく取り組んでくれました。

石巻では門脇小学校を見てきました。門脇小学校は現在、津波火災による被災状況を残す全国で唯一の震災遺構として、平時における訓練の重要性や避難の在り方を考えてもらうとともに、生命の尊さや自然と共に生きることの意味を改めて知ることの大切さを伝えるための施設になっています。私達は日頃から小学校を訪れる機会が多いので実際に自分の目で見て受け取る事が多かったです。

福島県の田村市立常葉小学校

音楽室で90分。6年生のみ40名ほど。こんにゃく座のYouTubeチャンネル登録したよと声をかけてくれた子もいました。ありがとう!
「たったひとつとくいなこと」を前に出て歌ってくれたみんなが、さすが6年生!という感じで堂々としていてかっこよかった!

福島の道の駅で買った桃は残念ながらまだ少し堅かったので、お土産にして家に帰ってからのお楽しみにします♪

最後は山形県の東根市立高崎小学校
視聴覚室で90分、3.5.6年生26人。
「テトのパンはあ」を先生方もびっくりするくらい大きな声で歌ってくれました。街中の人がテトのパンを買いたくなったに違いないです。ブラボ〜!!!

廊下にはロボット公演の感想文が貼ってあって、全部嬉しく読みました。

前回山形に来た時はさくらんぼの時期でしたが、今回は桃!山形では桃、すもも、林檎を買って帰りました!フルーツ天国!

ピアノ、手話、そろばん、粘土工作、ゲーム、バスケ、サッカー、野球、お菓子作り、パン作り、日本舞踊、絵を描くこと、食パンなどみんなの好きな事、得意な事をたくさん教えてもらいました。好きな事を話す時の真っ直ぐな目はキラキラしていて眩しかったです✨
楽しい時間をありがとうございました。また機会があったら、オペラみてみてね〜♪

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