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オペラ『リア王』稽古場日誌(9月8日):高岡由季

衣装部スタッフとして、実に楽しく毎日働いております高岡由季です。
どの教科よりも図画工作、美術の授業の時間が楽しすぎて休み時間も返上して作品製作をしていたぐらいものづくりが好きな人間なので、好きなことだけやっていられる毎日は本当に本当に最高です。
今回の『リア王』、縫い物も作り物もたくさんあって、作業場にあるミシン3台がフル稼働してました。
こんな風に並んでミシンをかけている画はなかなか珍しいので、薫さんが写真を撮ってくれました。
ちゃみさんと私。
ちゃみさん、薫さん、私の3人の衣裳部編成はこれまでに何回組んだか思い出すのが大変なぐらいに慣れたチームなので、必要以上に言葉を交わさずとも諸々のことが上手くいきます。私が1番甘えています。
そんな感じで毎日楽しくよく笑いよく休みよく働いたので、準備万端で稽古場最終日を迎えました!

順調に稽古場のバラシ、トラックへの積み込みを進めます。
先輩という権力を行使して、中村響くんにポーズを強要したため、響くんだけふざけてるみたいな写真になってしまってごめんなさい。
積み込みも終わるころ、インパクトドライバーの不調を診ている(?)うるおさんと北野さん。
2人とも電子機器やDIYもなんでもこなすイケメンです。

18時すぎに無事に積み込みを終えました。
遂に明日から吉祥寺シアターに乗り込みます。


今回の『リア王』、本当に、全てが
【良い!!!!!!!】
のですが、萩さんの音楽、すごいです。
頭と胸とお腹が震えます。
言葉では言い表せないので、ぜひ、吉祥寺シアターで体感していただきたいです。

なんといいますか、
好きを超えて、
若いときには若い感性で、今は今の感性で、老いたときには老いた感性で、そのときそのときに違う感じ方をして死ぬまでずっと聴き続けたい、死ぬまで歌い手として表現を追求し続けたいと思ってしまうような音楽です。

このようなものが私の周りにあたたかく存在していることがありがたくて、「これが尊いということだろうか」などと思いながら明日からも吉祥寺に通います。

オペラ『リア王』、きっと楽しんでいただけると思います。
とても嬉しいことに、前売り完売してしまったのですが、当日券も毎日出ますから、ぜひ、ぜひ、観にきていただけたらと思います。

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