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「明日のオペラ」への誘い 稽古場日誌(3月1,2日):中村響

あっという間に3月!
2月は28日で終わってしまうので、改めて、"光陰矢の如し"を実感させられますね。

演目は4つですが、演出家は一人なので、ずっと自主稽古は欠かせません!
3月1日、この日の午前中の自主稽古は、歌劇場Ⅶ『飢餓陣営』。飢餓に苦しむ様子を「コミックオペレッタ」として見せるために、限られた、いわゆる漫画のコマ割りをどう作るのかを意見を出し合いながら進めます。
この場面、ここで私が「ゴリさんがともさんに『よしかかれば』いいのでは?」と提案すると、一瞬のキョトン。「よしかかる」は「よりかかる」の方言なんですね…石川県から上京して長いですが、初めて知りました(!)

なんていうこともありながら、その後は全員集合して、歌劇場Ⅶ『賢治詩歌集』を稽古。
そして歌劇場Ⅶ全体を通しました。衣装を着けた感じを身体に馴染ませて…あ、衣装はもちろん当日のお楽しみですよ〜。

3月2日、この日は名古屋から『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』(歌劇場Ⅵ)の作曲者、中野健一さんにいらしていただき、じっくり稽古に立ち会っていただきました!
主人公タネリくんの存在感も相まって、独特な世界観を持ったオペラだなぁと思います。お楽しみに!


座での稽古は今日で終わり、あれやこれや荷積みして、
明日からついに俳優座劇場入りです!つづく。


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