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あん組 in 香川県綾歌郡『ユープラザうたづ 』(5月22日):泉篤史


はじめはまだまだ先が長いと思っていても、終わってみるとあっという間なのはよくあること。5月頭に東京、神奈川公演から始まり、2週間四国を巡ってまいりましたオペラ『あん』も今日で四国ツアー千秋楽です。

本日やって参りましたのは、香川県丸亀市のお隣、綾歌(あやうた)郡宇多津(うたづ)町にあります、ユープラザうたづ。こんなに地名に「うた」が入っているなんて、オペラで歌を歌う僕らにはなんだか親しみを感じずにはいられない地名だなあ…ふふふ。何てことを考えながら仕込スタート!

ホール客席には石垣!?

珍しいなあなんて思っていましたが、どうやらすぐ近くにある丸亀城を意識してデザインされているんだとか。石垣の名城と謳われるほど城の石垣が見事なそうで。そんなわけで客席にも石垣があるそうです。しかも当時のまま現存する天守閣の一つなんだそう。うわぁ、丸亀城、行ってみたかったなあ…またいつか行けますよう…!


仕込みでひと汗かいた後には…
柑橘、いかがですかー♪

この四国ツアーですっかり柑橘の魅力に取りつかれてしまいました。どこに行ってもおいしい柑橘が多いこと、そしてその種類も多いこと多いこと!皮をむくのがおっくうで敬遠していた自分に反省です(笑)


そして、5月最後の公演ということで、今回のオペラ『あん』を支えてくださった裏方の面々をご紹介します。
まずは照明部。
左から、今回は照明部の裏方として髙野さん、真ん中の三人がSLSの井中さん、高橋さん、荻野さん、そして出演者の沖さん。
SLSの皆様の素晴らしいチームワークで迅速に機材吊り込みやシュートを行ってくださいました。そしてこんにゃく座内照明部のベテラン、髙野さんと沖さんのガッツリサポート。ありがとうございました!

そして舞台部!
左から、舞台監督の松本さん、舞台部の裏方として中村さん、壹岐さん、入江さん。
いつも明るく、気持ちよく我らこんにゃく座員と接してくださる松本さん。そしてバリバリ働いて下さる3名。照明部もそうですが、仕込みに関わる出演者をなるべく早く解放してくださり、毎回最後まで丁寧に仕込みをしてくださいました。出演者が準備万端で本番を迎えることができたのも、裏方として動いてくださった皆様がいてこそ。(写真がありませんが、制作や衣裳楽屋など他にもいろんな方のおかげももちろん!)改めて、ありがとうございましたー!

そして本番前の役者陣もパチリ。
どら春に集まる面々と、ちゃっかり写った楽士のお二人。
徳江さんの中学時代はきっとこんなモンペ姿(写真は島田さんお手製ダボン)で長刀を習っていたのでは!?
上手スタンバイメンバー。本番行ってきまーす!の直前。
チャーミングな森山さん
求人広告が気になる徳江さん



オペラが始まると、冒頭から笑い声が客席からこぼれます。そこからの客席の集中力がぐっと高まっていくのが毎回感じられるのですが、今回もお客様のものすごい集中力を舞台から感じました。緊張感が持続するオペラ『あん』ならではの感覚。

そして、終演。暗転して間もなく、客席から「ブラボー!」の声が!



オペラ『あん』は7月まではいったんお休み。
次はどんな出会いが待っているのか、わくわくしながら待つことといたします!しばし、さよーなら!



おまけ

本番前、制作の新井さんが「ちょっと泉さんー!」と声を掛けられ、ロビーに行ってみると…
せ、千太郎さん!?
僕の写真だと少し見えづらいですが、頭には「どら春」の名前を冠しておられます!今回の公演の実行委員の方が、せっかくどら焼きを売るなら!と千太郎さんになりきってくださいました。

新居浜公演の座日記でも紹介されている通り、地元の製菓会社、ハタダさんのご協力でロビーでどら焼きを販売しました。舞台でもロビーでも、どら春は行列途切れず大繁盛!!

終演後の様子。
終演後に実現したダブル千太郎!!
貴重な一枚でした(笑)

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