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島田大翼 音楽出演!『あたらしいエクスプロージョン』(11月29日):壹岐隆邦


「その板、なんですか?」

11月13日、『さよなら、ドン・キホーテ!』のツアー中。
トラックに乗る島田さんの鞄から飛び出ている、むき出しの板に興味がわいて質問する壹岐に
「今度舞台の音楽を担当することになってね、とりあえず材料だけ先に買って――」と島田さん。
さらに好奇心がそそられてあれこれ聞いてみると、なんでも急遽音楽を担う事になって、それがただの音楽じゃなくて効果音も生音で出さなくちゃいけなくて、そのためには幾つか楽器を自作しなくちゃいけなくて、しかも舞台初日が半月後!? と、島田さんの凄さにはちょっとやそっとでは今更驚かない私も耳を疑ってしまうほどの情報量。
それから道中、◯◯の効果音を出すにはどうすれば良いか、とあれこれ思考を巡らす楽しい時間を経た私は、その舞台を確かめずには居られず、やって来ました新宿シアタートップス!



Corich 舞台芸術!プロデュース公演『あたらしいエクスプロージョン』
さて。本日(この座日記を書いている日)は公演2日目。
まだ公演は続いており、私みたいに前情報をあまり知りたくない人のためにあらすじは書きませんので、あらすじはNews!をご覧ください。

舞台の内容を避けて書くとどうしても曖昧な書き方になってしまいますが、(それならなんで千秋楽後に書かないのかと言われそうですが、とにかく演劇の楽しさに溢れ、演劇でしか出来ない表現の巧みさが素晴らしい舞台で、一人でも多くの方に伝えて観ていただきたいのです!)
……いちばん言いたかった事を先に書いてしまいました。書き殴り座日記でごめんなさい。観劇後の熱を帯びたまま勢いで書いています。この熱が伝わればよいのですが。



出演者は6人。ひとり2役以上を演じているのだけど、どの役も重要な役で、演者は複数の役を行ったり来たり、その演じ分けや切り替えが痛快なほど見事で楽しい!
ドタバタと喜劇のような畳み掛ける場面やアップテンポのやり取りがあったと思ったら、ぐっと間をとって惹きつけられて胸を突くシーンがあって感情を揺さぶられ、
また過去から未来へと物語が繋がるような、総じて表裏一体の舞台。

小道具のユーモアのある使い方にくすっとしながら想像力を掻き立てられ、
ああ、だからこの舞台には生の効果音が最適なんだなと納得。
こちらが鞄から飛び出していた板から(?)出来上がった楽器!
なんの効果音に使われるかは、劇場で!
効果音以外にもアコーディオンやキーボードなどの生演奏や声の出演と、島田さんは八面六臂の大活躍でした!


小さな舞台を文字どおり隅から隅まで使い切っての、生の舞台でしか味わえないスピード感と熱量、本当に楽しい舞台でした!
この座日記を読んで、もし少しでも興味を持った方がいたら、是非、是非ご覧になってください!
https://www.konnyakuza.com/news/new-explosion/

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