キラリの森が終わりました。只今、抜け殻状態の岡原が報告します。
キラリ☆かげき団、平均年齢70超えの25名のメンバーでオペラ「森は生きている」やりきりました。やりきったと言う言葉が本当に相応しい。
白神ももこさんの度肝を抜く演出と、岡原真弓の熱苦しい演出助手との恐ろしいタッグに、全く動じない団員たち。
なかなかできない団員に、白神さんが「〇〇ちゃんの動きはこうで、これだと意味がわからない、だから、こんな風に動いたら良いのですよ」と言って動き回りながら説明すると、「うわあ、上手」と言って拍手して喜ぶ。イヤイヤイヤイヤ、あなたがこれをしてほしいのですよ。
ってな具合で、2人でズッコケまくりでした。終始、岡原の大声(耳が遠い人が多い)と、白神さんの身振り手振りの演出、皆の笑い声とで稽古場は大騒ぎです。
キラリ☆かげき団は、年に一度オペラの公演をやってきて今年で20年。恐るべしです。市民歌劇団でこんな活動ができている団体が他にいるでしょうか?しかも、平均年齢70以上!
今回の公演はいつもは3月にやるのですが、会館が改修工事に入るので11/29.30と言うこんにゃく座の繁忙期にやるこになりました。いつもは座員が舞台、衣装、演出助手、色々とお手伝いしてます。
しかし座のほとんどのメンバーが旅公演に行っていて、座員で稽古場に張り付いたのは岡原1人でした。最近の岡原としては、自分の助手がいないのも久々。てんてこ舞いでした。
しかし、衣装は宮本さんがプランして下さり、それを高岡由季がほとんど1人で作り上げ(旅先にまで持って行ってチクチク)その衣装に絵を描くに至っては宮本さん御自身がこんにゃく座に来て描いて下さったり。団員が立派な小道具を作ってきたり。頭の髪飾りは各自が工夫したり。稽古の時の舞台のバミリは全部団員がやってくれたり。
まるで学園祭でした。
だから、公演が終わった後の打ち上げは、もう、みんな泣いて泣いて。なんだか青春って感じでした。
白神さんが最後の稽古の時におっしゃったのが、
「今、世の中で命が蔑ろにされている。こんな時だからこそ、キラリで森は生きているをやりたかった。森は生きているの歌詞は生きている意義そのもの。そしてキラリのメンバーは、みんな凄く生きている人たちだから」
森は生きている風だって雲だって小川のせせらぎだって生きている。
森と空を私は見た、生きているものたちの笑う声話す言葉。燃えている火よ溢れる力よ森は生きている、森は生きている。
うわあ、ほんまにキラリや。
岡原は最後の公演は涙涙で嗚咽しそうでした。
楽屋での写真
バラしも団員活躍
舞台写真【撮影:姫田蘭】
ホントにホントにお世話になりました。
返信削除午前中からの特訓、1時過ぎから21時40分くらいまでの土日土日の稽古。
おかげさまで、憧れの「森は生きている」を上演できました。
昔に比べれば、合唱もずいぶん上手になったもんだ!!(でしょ?)
ありがとうございました❢❢