お疲れさま。
元気にやってますか!
北沢又小、福島市にて
雨。
ホテルを6:30に出て、7:00から舞台作りを始める。
昨日に比べて条件が良く、舞台部は8:00過ぎにはほぼ完了しました。
少し休んで、体を動かし声を出して体調を整える。
「ねこのくにのおきゃくさま」の原作者、シビル・ウェッタシンハさんの母国、スリランカは2、3年前まで激しい内乱のあった国です。
タミルイーラムの虎という武装組織を全滅させることで問題の解決(?)を図りました。
ですからこの作品には、平和共存、他民族理解への深い祈りを感じます。
50半ばを過ぎて、20代や30代の若者とおなじことをするのですから、体のあちこちが悲鳴をあげます。
しかし、それを忘れて深く作品に集中出来る時があります。
大人は、子供には難し過ぎる内容では?と言うけれど、子供達は固唾を呑みながら物語がどう展開するのか実に良く見ています。
黒澤明監督「羅生門」のラスト、人間不信に陥った僧侶が、甲高く泣く、捨てられた赤ん坊を見つけて、宝物を見つけたように大切に抱き抱えて歩き出すシーンが強く印象に残っています。
未来を託す子供達に私は、自分達の持っている最高のものを、毎度毎度見てもらいたいと思う。
北沢又小の生徒に接してこんなことを思いました。
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