オペラ『イヌの仇討 あるいは吉良の決断』、無事に終演いたしました。
連日、前売り完売が続き最初から最後までものすごい勢いで駆け抜けました!
こんにゃく座はすでに10月からの旅公演に向けてすっかり次のお稽古に切り替わっていますが、
イヌの仇討公演までの暑い暑い夏を振り返ってみましょう!
まとめ日記、スタート!!
たくさんの写真……の前に、ダイジェスト映像を☆
ダイジェスト映像 い組
ダイジェスト映像 ろ組
ダイジェスト映像は各組初日があけてすぐにアップされました!すごい!
い組もろ組もそれぞれ魅力がいっぱい。同じ作品とは思えないぐらいでした。
舞台セットの黒に、衣装や照明が鮮やかに栄えます!
味噌蔵の中だけの、3時間近いお話。
場面転換があるわけではなく、その狭い空間の中でこれだけの人が刀を振り回し、動き回り、様々なシーンが繰り広げられました。
ラストは背景の幕が突然落ちます!そして大きな月が現れます!
つい「えっ!」っと叫んでしまった人もいたのでは?
(舞台写真:前澤秀登)
そう、このラストのシーン、
毎日の本番の前のお稽古に組み込まれていたのですが、毎度、大撮影大会。
たくさん写真が集まりましたので、お客様から見ることのできない表情をお楽しみください。
ろ組
い組
くー!みんなかっこいいです!!
こっちからのアングルもお客様にお見せしたかった!
ラストシーンの幕が落ちる仕掛けは“振り竹”と呼ばれる装置を使いました。
バーに突起が出ていて、それに幕がひっかかっています。
このバーをくるんと反転させると、突起から幕がするっと落ちる、という仕掛けです。
装置と言えば…
筋トレする人が必ず発生します。
こちらは舞台監督の大垣さんです。
稽古場の時から筋トレ隊は活動中。
ほら!すごい!
浴衣筋肉!
今回は筋トレ隊だけでなく、ガラの悪い人たちもたくさん発生しました。
これは…
ガラが悪い…わけではなく、なんというかもう異次元ですね。
さらには、おしのもたくさん発生しました。
い組おしの・ちゃみさん、ろ組おしの・ゆずちゃん、そして今回チケット係だった制作・しのちゃん!
そして3しのにくわえて、オペラ塾のおしの!
こんなに“おしの”が集まるなんて、すごい!
そんなこんなで、みんな仲良しで
ダブル春斎や
ダブル一学〜バナナを食べる〜や
ドラえもん風や
高校生カップル風や(ピアニストのたかちゃんがちょっとビビってる)
これは……美容院?風や
ちなみにうるお吉良さんの頭はこんな感じ。
帽子から出ている下の方だけ白髪になっています。
などなど、ステキな2ショットもたくさん。
2ショットだけでなく、
ろ組のカップルが揃ったり!
こんな可愛い2ショットや
仮小道具と本小道具のお犬様2ショット
なんてのもありました。
お犬様も、立派な出演者様。
本番前、舞台裏で待機中は緊張していたかな。
ちなみに、
斬られたお犬様製作中の写真があったり。
ウィンクしてるみたいで可愛いでしょ(・∀・)
ヴァイオリンを弾いてる赤穂(仮小道具)がいたり、
赤穂に囲まれている人がいたり
赤穂を書いている人がいたりしました。
照明の位置をずらして投影すると大きさが変わるので、おなじ型から色んなサイズを写して型紙を作ったのでした。
今回、赤穂たちも大活躍。
動かし方も色々ありました。
こんな風にひっくり返して赤穂をパスしたり、
持って駆け抜けたり、会話したり…
頼りになるのはやっぱり島田さん!
パネルを安定して持てる持ち手をサッと作ってくれました!すごい!
本番前の舞台裏の様子をもう少し覗いてみると、
文字通り身体全身でお芝居をしていた佐藤さんは、ふんどし姿までご披露。
体中にお化粧を怠りません。
ヴァイオリンの百子さんの衣装もすっごいキュート★
お客様からいただいた“吉良まんじゅう”とパチり。
劇場入りしてからは美術の乘峯さんによって小道具にどんどん色や柄ついていきました。
作業中、赤穂に囲まれています。
今回い組もろ組も合わせると、出演者だけで20人!
反対チームの公演の時は、チケットを拝見したり物販や会場係としてお客様を迎えました。
休憩中パシャリ。
哲君は、公演用に伸ばした髪やヒゲをどうしようかと悩んだ結果のスーツ姿。
ちょっとガラが悪すぎたかな…?
8月8日から本格的に始まったお稽古。
長いようで本当にあっという間でした。
そういえばこの夏はすっごい暑かったんだなーなんて書きながら思い出したりしました。
あっつい中、駐車場で殺陣の練習をしたり
タンクトップで柑橘コーヒー飲んだり
8月29日!焼き肉の日だー!ってお肉食べたり
Bスタで行われた親睦会では、浮かれた方も出て来たり
浮かれた感じだけど、すごい真剣にお稽古をしていたり、
大千秋楽。打ち上げの乾杯の音頭は舞台監督の大垣さんでした!
公演はいつも「照明ハーフスタンバイ……GO!!」っという大垣さん良い声から毎度公演がスタートしていました。
乾杯の音頭の時も渋く良い声で素敵でした☆★
まだまだイヌの仇討の余韻に浸りたいところですが大忙しのこんにゃく座、絶賛お稽古中でもう旅公演に出発するチームもあります。
味噌蔵に押し込まれていたこの1ヶ月半からガラリと別の世界に行き、なんだか変な感じです。
吉良様シックな人は私だけじゃないはず!!
本当に濃密な日々でした。
連日たくさんのお客様に見ていただき、とても嬉しかったです。
吉良がこんなにもかっこいい人だったんだってことが、すえ末代まで語られますように。
観に来てくださった皆様、座日記を見守ってくださった皆様、
本当にありがとうございました!!
写真:座員のみなさま
まとめ:大久保藍乃
まとめ記事やダイジェスト映像ありがとうございます。
返信削除吉良を囃す赤穂(黒衣)の歌など再び聴くことができてうれしかったです。
第2幕途中、むくりと身を起こした上野介の「お吟、良い夢をみたぞ…」の声に、その頃にはもうすっかり味噌蔵の中の吉良の人々に肩入れしていた私は「討ち入りの方が夢であったらよかったのに…」と思って悲しくなったことなど、懐かしく思い出しました。
第1幕の皆で星を見上げる場面や、第2幕冒頭、最後に舞台に登場する新助を既に出そろっている無言の吉良邸の面々が様々な表情で迎える場面、「お犬さまとお座布団とは」「今の上杉のお殿様」等々の歌だったり、吉良邸の人間関係が丁寧に描かれているところ(春斎をなだめる平左、「やかんにたこ」の説明を聞いて早々とクスクス笑うおしのとおしん、お吟さまの「奥様よりも奥様…」の言葉に意味ありげな表情を浮かべるお三さま、一番腕がたってそれを自認しているらしい清水一学と、割り当てられた敵の人数の数が少ないことにムッとする治部、などなど)も好きでした。
コルシカ様
返信削除コメントありがとうございます!
私も「いい夢を見たぞ、お吟」のシーン、大好きなのです!幸せであり、悲しくもなって胸が締め付けられます(>_<)
今回、春斎以外は舞台上に出たら最後まで出ずっぱなしという作品でしたので、会話している人たち以外のお芝居もかなり作っていました!
「やかんにたこ」「腰引け猫」のおしんおしのはとっても可愛いですよね(*´ー`*) あと、治部がこよりを引いて喜んでいる時のおしんおしのもとっても仲良しで可愛いのですー!
ありがとうございました!!
あいの