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秋のワークショップ2018 発表会(10月6〜8日):豊島理恵

今年の夏に開催されたこんにゃく体操やソングやオペラを歌う一般の方向けのワークショップが秋にもカムバック!
10月6日(土)〜8日(月)の3日間で行われました。
参加者の顔ぶれの中には長年こんにゃく座を応援して下さっている方々や、前回のワークショップに参加されていた方、地方からはるばるお越し下さった方、全くはじめましての方を含め、下は19歳から上は80歳までと幅のあるメンバー総勢19名で、自分達の持っているカラダとココロとことばと歌と向き合っていきます。

初日の午前中はみんなの自己紹介から始まり講師の梅さん指導のもとコミュニケーションゲームをしたりしながらお互いの距離を縮め、こんにゃく体操へ。
一人ひとりの体をしっかり見ながら丁寧に体操を進めていきます。
午後は最終日に発表する合唱、ソロのソングを中心にみんなで歌い、お互いのうたを聞き合う時間です。同じ歌でも全く違う風に聞こえるのがやはりソングの醍醐味。沢山の受講生がいるので一人一人のレッスンにじっくり時間をかけることは出来ない中でも他の人に向けたアドバイスも聞きもらす事なくみなさん真剣にレッスンに参加されている姿が印象的でした。



2日目
とっても良い天気。
秋晴れでした。


朝の始まりはこんにゃく体操をしながらカラダをゆるめていきます。


午前中はピアニストの関さんに合流してもらって合唱を中心にフォーメーションを作っていきました。動きやクラップを入れる事でより躍動感ある歌に変わっていきます。
お昼を挟んでいよいよオペラに挑戦です♪光さんの初期のオペラ作品
「あまんじゃくとうりこひめ」
「おこんじょうるり」の二本のどちらかをチョイス。
こんにゃく座オペラの登竜門的な「あまんじゃく〜」では今回、じっさとばっさがうりこひめを置いて街へ出かけるシーンを作ります。いつもはじっさとばっさの最初のシーンをやる事が多いのですが、講師の梅さんが昔、林光さんの歌のワークショップを受けた時と同じシーンをやる事に。
「おこん〜」は、死にそうなおこんをばばさまが必死に助けようと浄瑠璃をうなるシーン。
それぞれ3人の登場人物で展開していきます。オペラはソングと違いキャラクターを作りお互いの関係を構築していきながら作っていくので、それぞれのチーム毎にカラーが全然違うのがとても面白かったです。その後もソロのソングを丁寧に梅さんにみてもらい白熱した空間が繰り広げられていました。

3日目
いよいよ発表の日。
リハーサルをして、本番に臨みます。
この3日で作りあげてきた自分のうたをそれぞれが順番に披露していきます。
私も客席で観客として観ていましたが、こんなにドキドキして参加のみなさんと同じ気持ちになりながら発表会を観たのは初めてでした。
合唱もみなさんとっても楽しそうで生き生きとしていました。
オペラもチーム毎に熱演で幕を閉じました。

最後にリフレクションタイム。
萩さんから講評をもらい、みんなもひとことずつ感想を発表しました。

今回私が感じたのは、うたは本当にその人となりや生きてきた人生ドラマそのものが見えるんですね。普通に会話している時よりその人がわかるんです。3日間必死にうたと格闘していたみなさんがそれぞれの何かを見つけていた事がとっても嬉しかったです。また次回みなさんにお目にかかれる日を楽しみにお待ちしています。本当にお疲れ様でした‼︎


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