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大石哲史 演出 劇団おとみっく公演 オペラ『ロはロボットのロ』(12月27日):冬木理森

角筈区民ホールへ、劇団おとみっくの『ロはロボットのロ』の公演に行ってきました。


僕と、同期の高岡さんがまだ東京学芸大学の学生で、おとみっくで『ロはロボットのロ』をやったのが7年程前のこと。
その時は高岡さんはテトで、僕はマニーをやっていたのですが、色々と懐かしさを感じながら、今回の新しい演出を観ていました。

たくさんの三角柱を入れ替えて、組み合わせて、場面が次々に変わっていく今回のロボット。






その途中、台本には無い小ネタやキャラが登場したり、大石さんの遊び心たっぷりの演出でした。
その「らしさ」が垣間見える度に、笑いが溢れます。
次々に役も変わるもんだから、きっと衣装の早替えも大変なんだろうなー。


昨年「パクチー!」で強烈な印象を残した、新しいテトくん!


その時とは全く違った役どころで、再び強烈な印象を残しました。
文明の利器も大いに活用しています。


ちなみに会場の角筈区民ホールは「つのはず」と読みます。
休憩中にピアニストさんがウンチクを語ってくださいました。

「パパパパ パンパン」は、個人的にこのオペラでお気に入りの場面。




エンターテイメントというか、オン・ステージ感がとっても楽しい。
ジーンのパンが食べたい!思いが広がって具現化された世界に、パン星人!?たちもやってきて、大いに盛り上がりました。


ホロリとくる、ラストのパン工場の場面。
このオペラを観た後はやっぱり温かな気持ちになりますねえ。
良い年を迎えられそうです。




おとみっくの皆さん、本当にお疲れ様でした!
(舞台写真: 姫田蘭)



終演後は観に来た座員とスタッフ&演出家によるバラシが。
あっという間の30分で舞台が空っぽになりました。



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