座日記: ルドルフ組 in 神奈川県川崎市『川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場』(7月15日,16日)：熊谷みさと

オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』とうとう旅公演のはじまりです！！
とはいえ、最初はこんにゃく座の地元・川崎市。新百合ヶ丘にある川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場にて、2日間3ステージの公演です。

7月13日、本公演以来のホールでの装置組み。そして照明合わせ。

必要以上に揺れが出ないように重りをつけています。
本公演から板をチェンジして安定感増し増しなのですが、安全第一！揺れどめをしっかりするのは本当に大切です！

初旅ですので、丁寧に仕込んで、更に丁寧に場当たりをします。

本日限定！飛び込みで場当たりのためだけに登場してくれたピアニストいぐまゆさん。大感謝です！！

隙間時間も稽古稽古！あかねさんが楽屋へ戻った隙に敏之さんがデビルどろぼうしていました笑

朝から仕込んで夜まで稽古して、なんともみっちりした日でした。くたくたー！心地良い疲労感です。

翌日14日のゲネプロ後、噛みつき芝居の確認に余念がないあかねさん

恐ろしいです。

たくさんたくさん準備して、ようやく迎えた公演日。

とってもお世話になった、作曲の信長貴富さん、演出の立山ひろみさん、台本のいずみ凜さん、演出助手の青木美佐子さん

立っているだけでも辛くなる暑さの中、満席のお客さまが足を運んでくださいました。

小さなお客さまもちらほら。
客席から笑ったり泣いたりする声が聞こえて、物語に入り込んでくれているのがびしばし伝わってきました。
小さなお客さまも大きなお客さまも、観てくださっている方々が一緒に舞台を創ってくれている感じがしてとってもとっても嬉しかったです。

いろんな感情がぐるぐる渦巻いて、胸がぎゅっとなったり、心の底から嬉しかったり、心配で堪らなかったり、身体も目一杯使って、ジェットコースターみたいな約90分だなと、やっていてふと思ったりします。
そんな気持ちを共有して一緒に冒険してくれた子たちの、夏の一つの思い出になれてたらいいな。

アンケートにも、可愛い感想や素敵な絵や、大人のお客さまからの温かいお言葉もたくさんいただいて、胸が熱くなりました。ありがとうございました！！！

みんなで集合写真☆

後列左から、敏之さん、照明の山口洸さん、作曲の信長貴富さん、萩さん、台本のいずみ凜さん、演出の立山ひろみさん、青木さん、熊谷
前列左から、ピアニスト湯田亜希さん、しんちゃん、篤史、あかねさん、ピアニスト五味貴秋さん、茉奈。
そしてこの写真を撮ってくれたのは、この作品の制作担当の田上ナナ子さんです。
出演者5人のチームとは思えないくらいたくさんの力が集まって作品を創っていることを改めて感じました。もちろんここに写っていない方々も！！
明日からはみなさまに託してもらった想いを背負ってルドルフ組で旅してゆきます。

終演後、あっという間にバラしてトラックに積み込んで、明日のために長野県伊那市へ移動しました。
これから全国を旅するこの物語にどんな出会いが待っているのか、わくわくして眠れない夜です。
明日もがんばるぞー！！

おまけ

〜メンバー紹介用に撮ったお写真をもう一枚ずつ出しちゃうの巻〜