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タング組 in 佐賀県武雄市『若木小学校』(6月13日):高岡由季

文化庁ツアー3校目は若木小学校!
80名の子どもたちがお客様です。

ツアー始まって初めての、ステージ上にピアノがある体育館です。
今回のツアーは「僻地公演」ということで、子どもの人数も少なければ先生方の人数も少ない学校が多いので、ステージ上にピアノがある場合は、それをフロアへ降ろせないことが多くなります。


ですので、搬入が終わったらまずはどういう風に舞台を仕込むか作戦会議。
ステージ上にあるピアノに寄せて舞台を組むことにしました。


ギャラリーの手すりも木製なので、いつもならそこに照明を設置するのですが、今日はバスケゴールにしました。
それにしても天井が高い!立派だなぁー。

みんなの創意工夫で素敵に舞台が仕込めました。

ここで私の好きな傾向でのひとコマを紹介します。

ソングのステージで「せんねんまんねん」を歌う時の4人の位置を毎回決めて、床に印をつけます。
その光景がなんか、可愛いのです。

午前中はワークショップ!
「あまんじゃくとうりこひめ」の1シーンを観てもらってオペラって何かを知ってもらうところから始まり、こんにゃく体操をやってみたり、「ひびかせうた」でリズム遊びをしたり、「つまさききらきら」をみんなで歌って、ひらひら飛んで動いてみたりして、最後に「ぼくたちのオペラハウス」を聴いてもらって終了です。
毎日、子どもたちの反応を感じながら試行錯誤しています。


"しげどん"こと茂先生の進行で、こんにゃく体操をやる子どもたち。子どもたちの柔らかい心と身体に、感心してばかりです。

ワークショップが終わるとお昼ご飯です。

午後の本公演も頑張るぞ〜

本公演は、ソングのステージとオペラ「タング」。

これとはまた全然違うエネルギーを午前中のワークショップでたくさん使い、午後の本公演をやるのはなかなかハードだと思います。

でもそれは子どもたちも同じ。
この時期の、暑い体育館で、
午前中にあんなに身体と心全てを使ってワクワクしてはしゃいで歌ったり身体を使ったりしてくれて、午後まで集中してしっかり観てくれる姿に毎日ジーンときます。
きっと終演後、子どもたちもクタクタでしょう。
本当にありがとう!!
夜はよーく寝て休んでね。
子どもたちみんなにとって「楽しかった一日」でありますように…



コンビニがホテルに着くまで全く無いという帰りの道中、突然現れた自動販売機を発見した次の瞬間には路肩にトラックを寄せ停車するという有り得ない判断力を発揮した喉カラカラの篤史くん。


ホテルのエントランスのお茶室で一足先にお茶を楽しんでいたワゴン組のみなさん。

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