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ロボット組 in 滋賀県米原市『米原小学校』(12月9日):壹岐隆邦


カイロ必須の季節になりました

朝6:30から仕込開始。
トラックのシートもハンドルも、
荷台に積んであった仕込着も、
セットのパイプや布までひんやり冷たく、あらゆる所から熱を奪われること必至の、冬の体育館がやってきました。

私、壹岐は小学校の体育館が、今ツアー3年ぶりだそうで、その3年前は春先だったので、冬の体育館なんて何年ぶりでしょう。
そういえばこんなだったな、と、寒さの中にも、ちょっぴりあたたかい懐かしさを感じながら仕込みました。

ツアー2週目のはじめは、滋賀県の米原小学校です(「まいばら」と読みます。濁ります)
ほぼ半円のかまぼこ屋根の、とっても天井の高い体育館。
窓も高く、カーテンを開けるとそのまま舞台セットになるような格好良さがありました。
なかなか無い形の体育館だけど、百戦錬磨のこんにゃく座、どんな体育館だって工夫して舞台を作っていきます。


工夫といえば、いつもの仕込みにも新たな取り組みが。
旅がつづくと、ちょっとした手間や小さな不便が、ストレスになってくるものです。

Before

こちらは舞台裏の鏡
2人同時に早着替えでメイクをするのには、少し幅が足りないようです。

そこで用意するはS字フックを2つ

After

なんということでしょう、2人同時に広々とメイクできる快適空間になりました。

テトも鞄の中身に新たな仕掛けを施しています



そんなこんなで3日ぶりのお稽古

アップランニング

飛び出さないようにご注意


そして本番。
今日の観客数は、体育館公演ではMAXに近い500人超え。
大きな体育館にぎっしり座って、演者のひとつひとつの言葉や動きに全部かわいい反応が返ってきました。

魔女が飛んでいくと体育館じゅうがどよめき、
マニーには「100万円以下の罰金!」と野次が飛び、
ココの「おはよう!」には沢山の「おはよー!」の返事があり、
ちゃんと物語を追っていなければ出てこないコメントもありました。

終曲では、一般公演さながらの手拍子が沸き起こり、思わず感涙。(そうでなくても毎回のようにうるっときてます)

終演後も「おもしろかった!」と言いに来てくれる子がいて、嬉しかったです。
ありがとうございました。

給食の時間には、その終曲、『テトのパンは あ』が流れていたし、またどこかで口遊んでくれると良いなあ。



☆おまけ☆ その1

仕事の間隙を縫って観劇に来てくれた麦さんが、バラシを手伝ってくれました!
ありがとうございます


☆おまけ☆ その2

響くん、2トントラック運転デビュー!
帰りの車内、合唱曲の『マイ バラード』が話に上ったんだけれど、これはただの偶然です。

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