は〜〜〜
ここに来ると、まったりするんですよね〜
一年前の春、この和室でひとり窓の外を見遣った後ろ姿に重なる今日、またひとり…
「あそびあ〜と⭐︎こども劇場いるま」の例会で入間市産業文化センターに来ています。
楽屋のほかに控え室をご用意下さっているのですが、春の爽やかな風はこの部屋の畳の上をするするとすべっていきます。
向かいの中学校からはサッカーの試合に張り切る声も風に乗り、今日はおだやかな春の休日です。
ふらりまたひとり…
心地よい風が流れているのは、入間の劇場の皆さまの、温かなお心遣いが織り込まれているからかもしれません。入間の担当となって10年を過ぎますが、いつ来ても、どこかほっとする、気を張らなくてよい笑顔に迎えられます。
その笑顔にひとつ、今日は出会えませんでした。
この日の準備を一緒に進めて下さっていた、こども劇場いるまの野田あさ子さん。
笑顔とユーモアにあふれ、入間のみならず首都圏の劇場活動を明るく盛り上げて下さっていた元事務局長さんは3月に急逝されました。
『神々の国の首都』を観に来て下さり、ご挨拶を交わしたばかり。その数日後に訪れた突然の訃報に、声をなくしました。野田さんが最後に観た舞台だったそうです。
野田さんのお姿の見えない会場。
前日までイメージできなかったここには一年前と変わらないやわらかな風が流れていきます。
子どもたちの声は賑やかに響いています。
これが実感。
この風に乗って、私たちの歌声と子どもたちの笑顔は、野田さんのもとに届いているでしょうか。
2 件のコメント:
土居さんありがとうございました。
今回、当番のサークルは野田さんが所属していたサークルでした。サークルの子どもたちの挨拶を笑顔で聞いていてくれたことでしょう。
そして、こんにゃく座さんの舞台は、かかさず観ていた野田さんでしたね。
一緒に観にいくことはできなくなってしまいましたが、これからも楽しみにしています。
馬路さん
先日はたいへんお世話になりました
野田さんがお亡くなりになった直後の実施となったワークショップ、
そして公演の当日にも感じた理事の皆さまのチームワークの良さ
これこそ入間の強みだなぁとあらためて感じました
またご一緒しましょうね!
新しい作品での出会いを楽しみにしております!
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