ドン・キホーテ組 in 山形県東置賜郡『川西町フレンドリープラザ』(7月14日):小田藍乃


4月から始まった2026年度ドン・キホーテ組のツアー、ついに!ついに!大千穐楽!!!

実に24箇所37公演。
本当に本当に長いツアーでした。
誰も欠けることなく、大きな事故もなく、無事に全ステージを終えることができて、感無量です!


ツアーの最後は川西町フレンドリープラザにて、川西町教育委員会さん主催で川西中学校のみなさんに観てもらいます。

最後の仕込みだぞー!
って写真。
っとその直後、搬入口に大量のカエルがいるのを発見。
みんなでカエルを追いかける追いかける。
あまりにたくさんいたので非常に癒される。。。


さて、仕込むぞ仕込むぞ!

照明部!
どんな小屋と出会おうともガシガシ仕込んで行きます。
頭脳派メンバー。色番号、回路番号、ワット数、ケーブルの数。あらゆる数字をあっという間処理していく姿は尊敬です!

仕込みは照明部で本番は音響、ゆきちゃん。
わたしだったら頭がこんがらがっちゃうなー、すごいなーっといつも見ておりました。バラしのときは音響のことも、照明も、さらには舞台部の赤雪掃除にも来てくれたり、、、マルチタクスすぎる。

舞台部!
こんなにツワモノが揃っちゃってよいのでしょうか。ガシガシ仕込みました。筋肉もあるし、背も高い。
このメンバーだとあっという間にパネルが運ばれて行くので、仕込みもバラしもとても速い。

そして、舞台部の中のひろかさん。
筋力的ツワモノ舞台部の中、確実に細かな仕事をこなしていく。
ガシガシ動く舞台部や照明部の邪魔にならない場所をたくみにくぐり抜け、決して進行のさまたげにならないすばらしい方です。

楽屋では、衣装部ゆずこさん。
1人部署で、みんなの衣装をお世話しています。
馬の毛並みをツヤツヤにしていたり、穴のあいた靴を補修するために、ものすごい悩んでくれたり。
我らが制作マネージャー!!
どんな事態にも持ち前の明るさで場の空気を調整してくれます。
様々な人の間を行ったり来たり、本番前の稽古リーダーも兼ねてたくさんのお仕事をこなしていました!


さてさて、
そんな私は舞台監督助手ということで、上手袖の前の方で、舞台の様子を伺いつつ、客席の反応にも耳をすませていました。

今回のお客様は中学生。大人とも高校生とも違う反応に、こちらからは見えない客席の雰囲気を想像しておりました。この時代、性のことなど、彼らの世代には、わたしたちが想像するより一層リアルに色んなことを感じ取ってくれたのではないかなっと思います。
終演時に感想を話してくれた子の言葉に、わたしたちもとても感動いたしました。


ってことで私は舞台部として動きながら、本番中は上手袖で舞台を見守ります。何かあったらに備えているわけですが、何もないほうが無事に公演が進んでいるということなので、何もない方がよいのです。(全く仕事がないわけではないですよ。笑)

毎日、みんなの舞台を誰よりも近くで臨場感たっぷり味合わせていただきました。

そんな上手の守り神の視線をいくつか。
舞台スタッフというものは暗闇にいますので、写真が暗く見ずらいのはお許しくださいませ。

開演しました。
下手にいる舞台監督からトランシーバーでキュウが出ます。キュウとは、「開演します!」という合図なのですが、そのキュウを上手に音響ブースを構えるユキちゃんに伝えます。私が1番緊張する瞬間です。そして馬の嗎声が流れ舞台が始まります。

パネル裏に隠れている人たちを紹介します。
2場・サイモンの登場です。
うっかりなにかを蹴っ飛ばして音響でガチャガチャンって音がなるんですが、まぁお客さんからは見えない位置だけど大慌てしている壹岐さんサイモンがそこにはいます。“躓きの舞”と呼んででいます。いつかみんなにも観てもらいたいです。(写真は躓きの舞が終わってしまった「俺だよ俺」の時)

2場はいろんな人が闇に隠れていますね。サラちゃんです。

いきなり石を投げられまくって可愛そうなサラちゃんは、舞台奥からもちゃんと客席に「痛い」が聴こえるように、しっかりパネルにひっついています。

そしてベルがこっちに突入してくると華麗に2人は入れ替わってサラちゃん舞台に登場です。この華麗な入れ替わりも見ものです。

3場です。鳥の囀りとともに舞台上が明るくなります。
村人おじいさん、おばあさんたちの洗濯物干しも眺めたいところですが、このタイミングはサラちゃんの早替えの手伝いをしております。
足が真っ黒ですからね。綺麗にしています。これにはベルちゃんも手伝っています。
そして今さっきまで私とこの上手袖で大慌てで準備していた2人があっという間に舞台上に戻ります。

「サラ!サラ!」と元気に現れたベルが、住民たちが空襲警報で家の中に入ったことを確認します。
上手袖に向かってもこうやってチェックしにきます。その時ここに立ってベルからグットサインを浴びるのが私のお気に入りです。

他にも、SS(袖中から舞台上に当てる照明)に影がでないように進む姿や。

ドンガラガッシャンを鳴らすために待機中の人と、投げつけられた旗の回収係さんなど。


別の袖で別のドイツ兵のドンガラガッシャン待機中だったり。

ルイの、ちゃぶ台返しならぬ、ケーブルドラム返しを袖から確認したり。

ドイツ兵に手を縛られたサラちゃんですが、縄の準備ができると、優しく肩をポンと叩き「準備できたよ」の合図を送る姿など、舞台袖中にもたくさんのドラマがあります。



私のポジションはお客さんの顔見られることはありませんが、壁一枚、幕一枚向こうの息遣いを感じ、舞台上を見守り続けるこの部署はとてもやりがいのあるお仕事でした。

全ステージをここで見守ることができてよかったです。
至極個人的な目線の座日記となってしました💦すみません。


最後にインスタグラム用の写真も撮りました。
是非見てね。


今年度のドン・キホーテの旅はお終い。
つぎにはどんな出会いやドラマが生まれるでしょうか。
今年出会ったみなさま、ほんとうにありがとうございました!
そして、お疲れ様でしたー!

ルドルフ組 in 宮城県大崎市『村田工務所 パタ崎さんHallおおさき』(7月18日):北野雄一郎

みなさん、こんにちは。
ここ数日、大気が不安定でゲリラ豪雨もあったりで湿気がイッパイアッテナの北野雄一郎です。
湿度が高いとグッタリしちゃいますよね。

で、今日は、宮城県大崎市「村田工務所 パタ崎さん Hall おおさき」にて、せんだい杜の子ども劇場さん主催でオペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』の公演です。

昨日、関東では豪雨で天気が心配でしたが、今日はなんとか雨も降らず、持ち堪えました。みんなの日頃の行いが良いのでしょう。

さて、このホールの名前は、地元の村田工務所さんが命名権を取得し、大崎市公式キャラクターの「パタ崎さん」の名前が入っています。「パタ崎さん」を詳しく知りたい方はこちらへ。
https://miyagi-osaki.com/patasaki_room/

さぁ仕込開始!
搬入の時、子ども劇場の若者さん達が手伝ってくれました。
こう見ると、なんだか流しそうめん感がにじみ出ますね。

仕込も順調、楽屋に戻ると、主催さんからずんだ餅とくるみ餅、それからフルーツ、ドリンクの差し入れが。

ずんだ!ずんだー!とテンション爆上がりのあかねさん

和室楽屋はどことなく懐かしい雰囲気が。おばあちゃんの家を思い出します。
入江さんがおばあちゃんキャラで招き入れてくれました。

舞台袖を歩いていると、いました、パタ崎さん。ちゃんと舞台袖から見守ってくれているんですね。

本番は、お母さんお父さんに抱っこされている小さなお客さんもたくさんいて、静かに観てくれました。終演後のお見送りでは、「よかったです」「感動しました」「楽しかった」などたくさんお声がけいただいて、とても嬉しかったです。

バラシも子ども劇場の若者さん達が手伝ってくれて、とても助かりました。ありがとー。
最後、みんなでトラックの前で集合写真。
みんな、いい顔です。

せんだい杜の子ども劇場のみなさん、ありがとうございました。またお会いしましょー。

小田藍乃出演!『東京空中庭園 vol.2 -妖精採集のためのフィールドノート-』(7月12日):壹岐隆邦

精力的に外部活動をしている藍乃さん、今年も『さよなら、ドン・キホーテ!』のツアーの合間を縫ってコンサートをするという事で、駆けつけました!
"東京空中庭園"という、作曲家の辻田絢菜さん(藍乃さんの高校〜大学の同級生)が起ち上げたユニットで、今回はそのユニット2回目のコンサートです。2年前の第1回も私は聴きに行って、とても楽しかったのを覚えています。

妖精からの招待状を手に集まったのは、 世田谷の"um"というコンパクトな会場。
ところ狭しとグランドピアノと打楽器が並べられているのを見てわくわくしていると、開演したらチェロも登場!
ピアノ・チェロ・パーカッションという楽器の組み合わせは実は一番と言ってよいほど好きなので、嬉しいサプライズでした。(たんに前情報を一切見ていない自分の行動の結果です。ちゃんとチラシにも書いてありました)

コンサート前半はラヴェル、モーラン、そして辻田さん作曲の計5曲を藍乃さんの語りを軸にして構成したステージ。
煌びやかな器楽のリズムが正に妖精そのもので(妖精って3拍子なんだなあと思ったり)、表題の『妖精採集のためのフィールドノート』という、絵本作家の帳硝子さんがこのコンサートのために書いた物語が音楽の橋渡しとして紡がれていきます。
藍乃さん自身翻訳による楽しい歌もありました。
後に辻田さんが「好きな曲を集めただけ」と仰っていましたが、コンパクトな会場での包み込むような響きと、仄かに照らされた照明が相俟って、ひとつのインスタレーション作品を体験したようなステージでした。

後半は辻田絢菜さんと、同じく作曲家である父親の辻田幸徳さんの曲から合わせて5曲。ピアノソロ、器楽アンサンブル、歌といろんな編成で楽しませてくれました。
そしてさいごに、第1回のコンサートで初演された"長くつ下のピッピ"という、絵本を元に作曲された作品の再演!
後半部分のみの抜粋でしたが、前回はいなかったチェロも加わって、おもちゃ箱みたいな音楽と、(音楽のような)朗読で幸せなコンサートの終わりでした♪
こうやって毎回少しずつ楽器が増えていって、いつかオーケストラで聴けたら面白そうだなあ、なんて思ったり。
ありがとうございました。第3回も楽しみにしています!

2026年度オペラ塾前期 ソング発表会(7月12日):齊藤路都

5月10日から始まったこんにゃく座オペラ塾。
前期日程の集大成として、7月12日(日)に発表会を行いました。


座日記、よろしくお願いしますと言われていたのに、発表会が始まると、誰よりも夢中になってしまい、「はっ!写真!!!」と思い出したようにシャッターを切る、ということを繰り返しておりました。



3月の谷川俊太郎を歌うコンサートでは男性合唱として歌われた「走る」の、混声版。座員も初めて聞く音楽でした。


各々が取り組んだソロ


同窓会の空気が漂う
「いつか大人になる君へ~小山田小学校の歌~」


塾生が選ぶソングから見えてくる物語がとても面白く、2ヶ月を一緒に過ごしてきて私も「また違う角度からあのソングに取り組んでみよう」と思う瞬間がありました。

後期はオペラに取り組んでいきます。また9月にお会いしましょう

北海道ワークショップ & ミニコンサートin 北海道滝川市(7月8〜13日):岡原真弓

7/8日〜13日まで北海道は滝川へ行ってまいりました。メンバーは、岡原(岡ちゃん)石窪(ともつん)そしてピアニストの東秋幸さん(秋ちゃん)。
ワークショップとミニコンサートの旅です。
黒テント出身の演出家伊藤明子さんが今、生まれ故郷の滝川で色々な活動をなさっていて、こんにゃく座を滝川に紹介したい!まずはワークショップから!という事で声をかけてくださいました。伊藤明子さん(アッコさん)のご自宅で3人共に宿泊。

8日
羽田発12:50。
滝川に到着したのは16:52。
岡ちゃんは、もしかしたら北海道で電車に乗ったのは初めてかもしれません。いつも、バスとか、ハイエースとかです。
ともつんは北海道釧路出身!「空き日に実家に帰れるね」と言うと、とんでもない距離で、空き日も滝川で過ごしました。
秋ちゃんは、こんにゃく座では、去年のキラリからのお付き合いで、まだ座の旅デビューしていなかったのに、いきなり民泊!女性ばかりに囲まれて、何の問題もなく穏やかに過ごしてくれました。 到着して直ぐにピノッキオの丸太作成!岡原、石窪、伊藤明子

9日
朝、滝川第一小学校、江部乙小学校、130名のワークショップ。
昼、滝川第一小学校、89名のワークショップ。
「いつかおとなになるきみへ小山田小学校の歌」を第一、江部乙小学校と歌い変えて聴いてもらった所、子供たちは食い入るようにきいていました。
そしてピノッキオのテーマソング「ピンピンピン」を歌い踊ると言うのを、狂喜乱舞!恥ずかしがるかな?と思いきや、凄く積極的でした。学年対抗とかしてもらったら、みんな必死!そして誰よりも必死にやってくださったのが先生方!
おかげでとても楽しいワークショップになりました。
休憩時間なのに、子供たちに、囲まれ休めなかった秋ちゃん笑

10日
空き日
教育委員会を今年退職なさった晴美ちゃんが、車でアテンド。凄く気が利いていて、私たち3人を疲れさせないように、滝川ならではの所を上手く案内してくださり、心も身体も満腹でした。岡ちゃんと、ともつんの知り合いの女の子が参加したキャンプにも出会えてビックリ!!
最後は温泉に降ろして下さり、帰りはタクシーで。となったのに、岡ちゃんは景色の白樺の美しさに興奮して、いや歩いて帰ろう!となりました。2キロ弱あると言われたのですが、腹ごなしになるとおもって。
20:30まで温泉施設にいて、さて帰り道。外に出ると、真っ暗!街灯も少なく足下見えないくらいの暗さ!景色も何も見えません!ともつんに携帯でライトをつけてもらい、それでもともつんにしがみついて(岡ちゃんは結構こわがりなんです。それにコケたりしたら、もう大変!!笑)ぎゃあぎゃあ言いながら、秋ちゃんがグーグルマップで道を探してくれて、脇道をクネクネ曲がって、30分くらいで伊藤家に到着しました。アッコさんが何回か電話をくれて「本当にあんたたち歩いて帰ってくるの?大丈夫?鹿が出るよ!キツネが出るよ!クマもでるかもよ!歌いながら帰っておいで」とおっしゃったのですが、もう引き返すこともできず、ぎゃあぎゃあ騒ぎながら帰りました。

11日
市民向けワークショップ
滝川市民交流プラザにて、さて、何人集まるか?どんな人が来るのか?出たとこ勝負でした。5歳〜80歳までの皆さん、初めは緊張しておられたのですが、ともつんが北海道釧路出身です!と言ったとたん、凄くほぐれて、あとは体操も、歌も楽しく。ピンピンピンと動いて下さいました。
市民ワークでの、ピノッキオ実演

12日
江部乙駅という無人駅で、月に1度、駅カフェと言うのが開催されていて、そこに出演しました。
北海道なので、比羅夫丸の話と蛍の光の話をして、お客様に蛍の光を歌って頂き、比羅夫の歌を被せて、物凄く盛り上がりました。

最後に、「いつかおとなにになるきみへ 小山田小学校の歌」を江部乙小学校の歌に変換して歌ったら、江部乙小学校は8年後に廃校になるので、地域の皆さんとして、涙涙で、凄く感動しくださいました。
江部乙駅でのコンサートでは、後半、橋爪えりこさんがやっているチクチクプロジェクトの衣装を着ました。

いやあ、充実充実でした。教育会の方々が、こんなに協力してくださり。空き日のアテンドをしてくださるなんて、国際交流基金の海外公演みたいです。

行かせて頂けた事で本当に感謝です。
是非、これを繋げていければですね。

江部乙駅カフェを手伝ってくださった、ボランティアさんたちと一緒に。