岡原真弓リサイタル「うたはどこでおぼえた」(11月20、21日):入江茉奈

昨年還暦を記念して名古屋、大阪、東京で萩さん作曲のソングのコンサートを行った岡原さん。その第二弾として、今年は渋谷の伝承ホールで林光さん作曲のソングのコンサートを2日間、開催されました。

こんにゃく座メンバーでがしがし仕込み。

照明チェック中、ゆずさんが何かの上に乗っている…?
岡原さんとの身長差を埋めるためにバインド線の箱に乗っていたのでした(^^)

これでばっちり!


舞台上には素敵なお花が。

お花屋さんが通し稽古を見て、今回のコンサートのイメージで作ってくださったそうです。赤いお花はグロリオーサというブラジルのお花。個性的で潔くてとっても格好良いです!

開演前、表方のこんにゃく座メンバーと岡原さんでパチリ。

いよいよ本番。

コンサートはたたかいのうたや恋のうた
こどもの心を歌ったうたなどなど盛り沢山でした。

アコーディオンの伴奏で岡原さんのテーマソング(岡原さんご自身がMCで言っていました笑)「マルチェリーナのタンゴ」も。

五味貴秋さんの華やかでキラキラしてでもスッと歌に寄り添うようなピアノと、岡原さんの力強くて面白くて、ワクワクさせてくれる歌声を存分に堪能しました。

2部からはヴァイオリンの山田百子さん、クラリネットの橋爪恵一さんをお迎えして、寺嶋陸也さんと萩京子さん編曲のソングをお届けしました。
クラリネットとヴァイオリンが加わることでより格好良く華やかに、でも時々泣きたくなるくらい美しい音楽になっていて、光さんのソングの新しい魅力に触れた気がします。

2部で岡原さんが着られていたドレスは、岡原さんの高校の同級生の方が作ってくださったそうです。
大胆な柄とカットが岡原さんにとってもお似合いでした。

2日間ともたくさんのお客様が来てくださり、岡原さんの惹きつける力と、みんなを魅了しつづける光さんの音楽の力を感じました。
今回のコンサートのライヴ録音のCDも発売予定です。コンサートに来られなかった方も来られた方もぜひ(⁠^⁠^⁠)


舞台写真:小野幸義

島田大翼・熊谷みさとコンサート in 『犬童球渓記念館』(11月24日):鈴木あかね

今日は熊本市内から人吉市への移動日。
車で1時間半ほどの近さです。

移動だけのこの日になんとコンサートを2つもやってしまおうという強者がっ!
それがこのお二人です。

午前中は“子どもの居場所ひだまり”でのミニライブ、午後は犬童球渓記念館でのコンサートです。

ひだまりでの一コマ。「神々と善人たちの無防備状態の歌」

午後のコンサートには座員もチラホラ出かけていき、2人の息のあったうたたちを堪能しました。
ジャンベとアコーディオンと歌で「夢の番人」

アコーディオンとピアノと歌で「快適な生活のバラード」

フルートとピアノで「裸の島」

ジャンベとアコーディオンと歌で「パレード」

などなどなど、とても2人でやっているとは思えない編成でくるくると場所と楽器を入れ替えながらたくさんの曲を聞かせてくださいました。アットホームな雰囲気の中、満員のお客様も大喜びでした。

最後にはここ人吉の音楽家、犬童球渓が作った「旅愁」を会場のみなさんと。
歌詞が掲示してありました!

やりきったお二人。ステキな時間をありがとうございました!明日からもまたよろしくお願いします!

森組 in 熊本県菊池郡『菊陽中部小学校』(11月22日):齊藤路都

甲佐小学校での公演が終わり、やって来たのは菊陽中部小学校。夜仕込みです。
ここの学校は体育館に一番近い入り口が急な坂になっていて4トントラックが入れるだろうかと心配していましたが、


お見事!無事に入れました。

公演後に移動して仕込みをするのは結構ハードなのですが、「これが今週最後の仕込みなんですよ」と、舞台スタッフの河内さんが教えて下さいました。この一言はその場にいたみんなを元気にしました。ありがとうございます。

夜が明けて22日。
“おみじか”の稽古中。短調の音楽が長調に変わっていき、「森は生きている」ではない音楽が。セットの中で驚いているのは、本日お誕生日を迎えた冬木くんです。おめでとう。



本日は2ステージです。
体育館に先生方がたくさんの差し入れを下さいました。嬉しい!

ワークショップからお世話になりっぱなしで、裕加さんも大喜びです

午前中は低学年が入場からわくわくな空気を漂わせていて、ソリの歌ではスーパーハイテンション。
終演後の感想発表では「今日のことを家でも話したい」と言って貰えました。ありがとう。
午後の公演を観てくれた高学年は、本当に細部にわたり観てくれていました。
カーテンコールで一緒に歌った“十二月の歌”とっても元気で上手でなんだかジーンとしてしまいました。

さて、10月28日に神奈川を出発して、15公演やってきましたが、ピアニストの大坪さんと、兵士の富山さんは今日が千秋楽。お疲れさまでした。



素敵なボードで迎えてくださって素敵な先生方と最後に写真を撮りました。また会えたら嬉しいです。



ルドルフ組 in 大阪府池田市『緑丘小学校』(11月19日):北野雄一郎

本日のオペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』は大阪府池田市の緑丘小学校での公演です。

今日は朝仕込んで本番2回やってバラして夜移動する、なかなかのフルコースの1日です。気合を入れていきましょー!

久しぶりの早朝6:30仕込開始です。ツアーが始まった頃は暑い日が続くなぁーと思っていたら、もうすっかり寒くなってきましたね。そうそうこの感じ。この凍える朝の体育館に懐かしさを感じながら仕込みを始めます。 10月1日から始まったこのツアーの仕込みも慣れたもので、みんな黙々と作業を進めていきます。
仕込みが一段落して体育館の外に出てみると清々しい校庭が。気持ち良くてしばし眺めていました。


朝10:45から1ステージ目の開演。この回は低学年の子と幼稚園生が観てくれました。みんな大人しくしっかり観てくれてました。笑いもあり、デビルが登場すると「かわいい」という声も聞こえたり。

1ステージ目が終演して、お昼ご飯を。学校の会議室をお借りして、みんなでいただきます。


そして、やってまいりました、このチームが大好きなじゃんけん大会ー!このチームの人々は物を分け合う時に必ずと言ってもいい程じゃんけんをやりたがります。今回は、前の公演先でいただいた瓶詰めジャムから欲しいものを勝ち取るためのじゃんけんです。僕はどれでもいいのですが、参加しないとやいやい言われるので参加します…


午後の2ステージ目は13:45開演。この回は高学年の子が観てくれました。この回もみんなしっかりと観てくれて、こちらもとても楽しく本番をやれました。

終わったあとも、校庭から「がんばってー」と声を掛けてくれたり、最後、学校を出ていく時も、「楽しかったからお見送りにきた」と校門で出発を待っててくれたり、とても嬉しかったです。

さぁこのツアーも残すところ最後の公演地、岐阜県恵那市を残すばかり。長かったこのツアーもいよいよ大詰め。ゴールまで駆け抜けるぞー!

森組 in 熊本県上益城郡『甲佐小学校』(11月21日):冬木理森

九州ツアーも後半に差し掛かり、しばらくは熊本での公演です。
ところで九州って熊がいないらしいのですが、熊本にはあっちにもこっちにも「くまモン」がいっぱいいるみたいなんです。


いっぱいいすぎて、大坪さんがどこにいるのかわからなくなりました(笑) 大坪さんを探せ。


長い1日となる本日、早朝仕込み→本番→バラシ→次の小学校に移動→夜仕込みと盛りだくさんで、痺れます。
甲佐小学校はとっても綺麗でバリアフリーな校舎。滑らかに台車が通って、搬入・搬出に有り難かったです。トラックも仲良く2台づけできました。



島田さんのご実家から甘い甘いみかんが届きました。ハードな1日にビタミン補給。この後、箱いっぱいのみかんはあっという間に無くなっていったのでした。感謝で崇め奉ります。


富山さんが見せてくれたのは?
光さんの字の書かれた楽譜でした!「恵存(けいそん・お手元に保存していただければ幸いの意)」ですって、カッコいい!


だんだんと本番が近づくにつれて、不思議に面白い人たちも登場。


オペラの頭にアカペラで始まるむすめ役の裕加さんは、秘密道具を披露していました。


2幕の開演前になると、路都さんがソワソワ…。


学校に事前のワークショップに来ていたので、子どもたちのことが気になって仕方がない様子。文化庁の公演では、子どもたちが一緒にオペラに参加する場面があるのですが、甲佐小学校のみんなはとてものびのびと歌って踊ってくれ、「オペラを観て参加して、チームで協力することの大切さがわかった」など、最後に素敵な感想も話してくれました。

さてさて、次の学校へ仕込みだ!と、舞台をバラシて荷を積み込んでいたら、トラックの下から…何か出てきた!?

なんと、可愛い子ネコが!

産まれてそんなに経っていないのか、小さくてフニャフニャ!
全然物怖じしなくて触らせてくれたので、しばしみんなのアイドルとなっていました。
お母さんネコのところに無事帰れたかしら。


菊陽中部小学校へ続いて舞台仕込みです。
こちらも段差のない校舎!有り難い!ピアノ降ろしも滑らかに、仕込みがとっても順調に進みました。



放課後を過ごしていた子どもたちがグラウンドから
「こんにゃく座さーん!明日、楽しみにしていますー!」
と声をかけて手を振ってくれて、疲れも吹き飛ぶようでした。僕たちも楽しみにお待ちしていますねー!


森組 in 熊本県八代市『八代市東陽スポーツセンター』(11月20日):島田大翼



佐賀の伊万里から移動してきて熊本の八代。楽しく歌や楽器の練習をしていますね。11月24日に島田熊谷は人吉でコンサートやるんです。それの練習のために鏡文化センターのスタジオを借りてお稽古しているのでした。



あ、うちのやつですね。最近『ルドルフとイッパイアッテナ』でお世話になったみたいです。アナーキーなサイン色紙ですね。ありがとうございました。



それはさておき八代の東陽スポーツセンターへやって来ました。ひ、広い。やはり普段使っている小学校の体育館とは違ってめちゃくちゃ大きい体育館です。アリーナです。



舞台装置を組むとこんな感じ。フロアの半分以上がバックステージという見たことない状態になってしまいました。本日は泉小学校、泉第八小学校、東陽小学校、泉中学校、東陽中学校の5校合同公演です。



楽屋はいつものようにステージ部分。緞帳の裏に火の用心とあるのは劇場っぽいですね。春の精さんが着火しそうになってますが安心してください、作り物の火です。ちなみに最近これを持って舞台に出ると客席から「松明だ…」って聞こえてくるのですがこれがマイクラの影響なのかドラクエの影響なのかって話題沸騰中です。



緞帳の表側も華やかですね。学校の体育館ではなかなかこんなことはありません。高岡さんの持ってるのは、トラックの後ろに貼ってるポスターのあれですね。楽しく九州ツアー中。その通りです。



そんなトラックを運転する若手()の皆さん。吉田くんが最近中型免許を取ったので、今はツアーメンバーでこの3人が中型免許所持者ですね。それより上の非若手は限定中型の人たちなので8t車までしか運転できないのです。未来は君たちにかかっている(かもしれない)。安全運転で明日からも頑張りましょう。