コンサート組 in 群馬県太田市『生品保育園』(7月1日):沢井栄次

保育園コンサートツアー1日目!
早朝6:50にこんにゃく座を出発して高速道路をびゅ~んと走って群馬県太田市の生品保育園に到着いたしました。


到着すると園庭では子どもたちが服を着たまま水遊びの真っ最中です。暑いですもんね。気持ちよさそう。


ステージをせっせと作ってからお稽古です。
昨日の通し稽古の修正点をチェックし、今日の場所の寸法に合わせて立ち位置など調整します。


お昼は保育園の給食をいただきました。餃子とエビのケチャップ煮、ツナサラダにスープ。お腹いっぱいです。


園児さんのお昼寝タイムがそろそろ終わったのかな?園庭では6連三輪車を華麗に運転しています。


さあ、ではツアー1回目のステージ張り切って参りましょう!今日は0歳から年長さんまでの園児さん、そして学童の小学生さん総勢200名に聴いてもらいます。大きなお部屋もギッチギチです。
最初のモーツァルト作曲「魔法の笛」から始まって一緒に歌いだす子どももいました。定番のソング「うんこ」で更に大盛り上がり。
「森は生きている」ダイジェストも暑い中しっかり聴いてくれました。
コンサートの最後はお礼として保育園の園歌を大合唱で歌ってくれました。



暑い中、汗をかきながら月の精のコートを着て歌いきった面々は真っ白な灰になりました。


片付けが終わると園長先生が今日のおやつをキープしてくれていました。近くの農家さんから届いた新鮮なトウモロコシです。採れたては甘くて美味しい!一同疲れが癒されました〜。


お土産に園の手ぬぐいをいただきました。
生品保育園さんありがとうございました。
帰り道はゲリラ豪雨。
明日もがんばるぞ。

ロボット組 in 北海道『北海道拓北養護学校』(6月26日):岡原真弓

25日の座日記担当の中村響に、次の座日記につづく、と書かれましたので続けます。

25日の公演の片付けが終わった後、翌日公演する北海道拓北養護学校に仕込み組は行きました。
私は非仕込み組(年齢、座歴によって仕込みを免除されます)
ピアニストの湯田ちゃんともう1人の非仕込みの武田茂を載せてワゴン車でホテルに帰ります。
仕込みで頑張ってる皆の為に、野菜をと思いまして、たかがポテトサラダ、されどポテトサラダを作ろうと買い出し。
北海道だから、良い野菜があるのでは?と思いましたが、ここは札幌のど真ん中、市場的なものは見当たらず、結局大丸デパートの地下で買い物。
玉ねぎ、セロリ、キュウリなどを買い、タラコの半額とか見つけて、釧路で買ったジャガイモと合わせて、ホテルの電子レンジでジャガイモをチンして、包丁とまな板は持っているので、ひたすら刻み、無事ポテトサラダ完成。

結局仕込み組がホテルに帰って来たのは20時頃。本当にお疲れ様でした。

そして翌日は
7:30ホテル出発。

8時には学校に、着いて、声出しをして、なかなか素敵な響きと喜び(毎日違う体育館で響きが違うので、その場その場の歌い方を調整する)
9:20開場。
9:30開演。

この拓北養護学校と言うのは、道内1番の重度の障害の子供達が集まっているとのこと。
ほとんどが車椅子の子供達で小学部から高等部まで約100名。同じくらいの数の先生達。
先生達は後ろでずっと立って、観てくださいました。めちゃくちゃウケてました。
子供達は、2時間もの作品、大丈夫かと思っていたら、皆さん凄くノってくれて、ずっと身体でリズム刻んだり、怖いシーンでは、きゃあと声をあげたり、ココが「助けてあげて」と言うと、息を呑んで集中してくれたり、それはもう、素晴らしい観客でした。

終わって、片付けの時にトイレにある洗濯機を借りて、衣装の洗濯をしていたのですが、その時に、中学部の女の子が、たどたどしく、しかし礼儀正しく
「とても楽しかった。凄かった。」と言うことを一生懸命話してくれました。その子の声は、ココが「おはよう!」と言った時に答えてくれた、その子に違いないと思い、聴いてみたら、恥ずかしそうに、「私です」と言ってくれました。

私達は、本当に、こういうお客様に育てられるなあとつくづく思います。

今回のチームは、去年、ロボットにデビューした、入江、中村、そして長くカエルの王様をやっていて、テトに初キャストについた泉が、すっかりベテランの貫禄をつけていて、さらに、入座したばかりの白石が、裏方で凄く活躍してくれました。

学校公演が我々の砥石であると言う光さんの言葉をあらためて実感したチームでした。

東北、北海道、思いの外、思った通り、暑かったけど、はい、乗り切りました。

ロボット組 in 北海道『北海道手稲養護学校』(6月24、25日):中村響

北海道手稲養護学校にお邪魔しました!

前日はまず釧路から、トラック組以外は飛行機で、札幌に移動しました。

窓の外はすぐプロペラ!

仕込み組はその足で学校へ。
体育館は校舎の2階奥にあるので搬入する距離は長いですが、幸い大きなパネルもエレベーターに乗りそう!
※写真は大きくないパネルです。

搬入に少し時間がかかったので、りえさんがささっと羊羹を切ってくれました!

ゴリさんは手すりをつけてました。

舞台裏ではまなさんが、ダイヤ姉さんのスカートをチクチクやってました。

今回僕は照明部。照明部のハイライトは、やっぱりシュート(照らしたい場所に調整する)作業!
今回の旅の目標「脚立に慣れる〜シーズン1」を勝手に掲げて、へっぴり腰になりながらも、はるちゃんに支えてもらいながら安全第一でシュートがんばりました。


一夜明け、公演当日!
朝なので入念な稽古をして、
いよいよ本番です!
舞台裏でスタンバイしていると、先生の前説で、
「本日は芸術鑑賞会にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。…」
と、まるで本物の劇場のような影アナが!ここはいつもの学校の体育館じゃないよ、と生徒に楽しんでもらうための配慮。とてもステキです!

今日の最高気温は平気で30℃越え!(北海道なのに…)
特に『ロボット』は、厚着したり着替えが慌ただしかったりするので、暑さ対策は必須なんですが、
おや?岡原さんが「こんなんあるで」と教えてくれたのは、、氷水に浸したタオル!

佐藤さんのダイヤ姉さんからの早替えで大活躍してました!

王様のシーンの直前、我が家来たちと笑

エピローグ「新しい朝だよーー!」

幼・小・中・高、30名ほどの生徒さんに観ていただきました。
身体をいっぱい使って楽しい場面を盛り上げてくれたり、「へそ見える!」という鋭い指摘(?)あり、最後にみんなで歌った『テトのパンはあ』では即興振り付けしてくれた子がいたり…。
「明日からの生活が豊かになりますように」という校長先生のご挨拶にもグッときました。
後から聞いたところによると、みんなで観劇できるように、学校全体でスケジュールを調整してくれたとのことでした。
手稲い…もとい、丁寧な仕事と温かい愛情の上に成り立った公演でした。

早速、感想もちょうだいし、

アイスの差し入れもいただきましたので、それをモチベーションにがんばってバラシました笑

さて、アイスで始まりアイスで終わるこの日記。いやぁ、盛りだくさんの一日だった。
ん?これで終わりなのか?!
否、私たちはこの後すぐ次の現場に向かわなければなりませんー!

次の座日記につづく!

ルドルフ組 in 山梨県南巨摩郡『はくばく文化ホール』(6月22日):小林ゆず子

6月前半の体育館連続公演を終えたルドルフ組は、久しぶりにそれぞれのお家で自由な時間を過ごし。。。本日は山梨県にある、はくばく文化ホールでの公演です♪

1週間ぶり!そして久しぶりのホール公演!ということでちょっとした緊張感を持ってホール入りしましたが、みんなの顔を見たら自然にこのチームの感覚が戻ってきてほっと安心🍀1ヶ月半積み重ねてきてるんだな、と改めて感じたりしました。
さて、本日も頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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ルドルフの舞台部の仕込みは、協力してやる作業が多そう。よく声をかけ合いながら作業をしてます。
最初は右往左往していた川畑くんもすっかり馴染んでますね。

そうそう、ここ山梨といえば・・・
我がチームのピアニスト五味貴秋さん✨

地元公演ということで
最高に美味しいおしゃれプリンに
(私は昨年もいただき、再会に感動♡)
五味醤油さんのお味噌!!
と五味さんのお家から素敵なお差し入れをいただきました(*´︶`*)ありがとうございます✨

そしてここ富士川町は柚子の産地だそうでして。。。
マスコットキャラクターがなんと「ゆずにゃん」
親近感✨
コンビニスイーツにもなっていたり。。。ゆずにゃん、いつかお会いしてみたいものです(*´꒳`*)

ここのところ小学生の子どもたちに見てもらう公演が続いていたので、ホールの一般公演は大体1ヶ月ぶり!?久しぶりの空気感に最初はドキドキしましたが、じっくり見てくださっているのを感じながら公演できました。 終演後のダブルコールも嬉しかったし、ロビーでのお見送りでたくさんの大人の方に声をかけていただけたことがとても嬉しかったです。あんな素敵な笑顔で帰っていただけて・・・これからも頑張れます!!

バラシ後にはこんにゃくらぶの方が差し入れてくださったアイスをみんなで堪能✨楽屋が幸せな空気で溢れてました笑。
駆けつけてくれた制作の志野ちゃんもありがとう!
そうそう、制作マネージャーひろかさんと川畑くんは今月でこのチームから離れてしまうのです(T ^ T) 2人にいっぱいありがとうだなぁと思いながら、今月最後は来週末の滋賀県公演も頑張りますょー♪

ロボット組 in 北海道釧路市『清明小学校』(6月23日):壹岐隆邦

爽やかな朝!
週末帰京して関東地方の暑さに辟易した面々も、久しぶりの過ごしやすい空気に、早朝からの仕込でも元気いっぱいです。
「暑い」ではなくて「暖か」。ア段多めで清々しい気分になります。

忘れていた青空の下で夏を感じる、"ちがう季節"のツアーメンバー



いつまでも見つめ続けていたいところですが、仕事に戻らなければなりません。
本日は、北海道釧路市の清明小学校にて、約350人の子どもたちに観ていただきます。

体育館にはおしゃれなアップライトピアノがあったのですが(写真を撮り忘れました)、今回はそれは使わず、音楽室からグランドピアノをお借りしました



普段とは違う体育館の様子に、子どもたちは「すご!」「楽しそう」「うわっ」「えぐっ」などと思い思い口にして入場してきます。
今日の清明小のみんなはとりわけ素直で、よく響く体育館いっぱいに笑い声やツッコミ、感想やレスポンスが響き渡りました。
そうかと思うと、静かなシーンではちゃんと静かに観てくれて、みんなテトになったりココになったり、物語を心から感じでくれているようでした。(テトの「君の頬に触れても良いかい?」に「いいよー!」と元気に返事してくれた子も♪)
久しぶりに本番の様子を大放出♪



前にも書いたような気がしますが、『ロはロボットのロ』の文化庁の参加型の公演は、毎回、いつまで経っても涙を禁じえません。
たくさんのかわいい反応はもちろん、旅に出るテトを鼓舞するような手拍子や、一緒に歌うテーマソングの「テトのパンは あ」の子どもの歌う開放的な歌に、つくづく良い作品だなあ、と再確認させられます。
今日は、その歌声をちょっとだけお裾分けします。


終演後には「また7月も来てくれる?」とわざわざ寄ってきて懇願してくれる子も。
7月はちょっと難しいけど、どこかできっと会えたら嬉しいです♪

清明小学校の皆様、ありがとうございました!



【おまけ】

舞台上、装置の裏で少しの間でも涼を取るキャストたち

終演後の、弁当さまざま