『そしてみんなうそをついた』稽古場日誌 8月27日(音楽助手:花島春枝)

本日は、初の全楽士さんに参加してもらっての稽古でした。
これまでの稽古では、ピアニストさんがお一人で、ピアノだけでなく他の楽器のパートまでをも弾いてくださっての稽古だったのです。
ここにヴァイオリン、クラリネット、打楽器、そして太棹三味線が参戦!
様々な音色が立ち上がり、稽古場に溢れ、昨日まで聞き慣れていた曲がまるで違う生き物のように動き出しました。
これまでもオペラが生まれる現場を何度も経験してきましたが、この楽士さん入りの稽古初日というのは毎回、とびきりの楽しみであり、感激の瞬間なのです!
とはいえ、何しろ全ての楽器と歌い手がそろうのが初めてなので、そう簡単には稽古は進んでいきません。
こんにゃく座の舞台には指揮者がいないので、あうんの呼吸で歌と演奏と芝居が進んでいきます。
ここまでになるために、曲を少しずつ区切り、同じ所を何度も歌っては弾き、合わせていくのです。
これはなかなか集中力と根気がいることなので、稽古が終わる頃には皆ぐったりしています。
本日の予定では「初回はあまり根を詰めずにやりましょう」などと言っていたのですが、気がつくと13時から20時までみっちりと器楽合わせをしておりました。
やはり今回の現場は「熱い」です。それもこれも演出の大石さんの熱い想いが熱源なのでしょうが、稽古場にいるメンバーもしっかりと備長炭のごとくじりじりと燃えているからでしょう。
これから楽士入り稽古、回を重ねてゆくのが益々楽しみです!!

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