遠野組 in 福島県いわき市『いわき芸術文化交流館アリオス』(4月14、15日):北野雄一郎

みなさん、こんにちは。 佐々木喜善役の北野雄一郎です。

 4/14、15日は、今ツアー2箇所目となる、いわき芸術文化交流館アリオスでいわき演劇鑑賞会のみなさまにオペラ『遠野物語』を観ていただきます。 

 
この会場は広いです。 搬入口も広ければ、ホールも広い。仕込みも捗ります。 セットをある程度組んでも、裏がこんなに広い!
















仕込みも落ち着き、搬入口に行ってみると、このホールに住み着いている(のか?)座敷わらしがいました。さすが、いわき、ハワイ感が強めです。
















二日目の朝、天気も良く、ホールに向かうと、搬入口で清々しい空気を楽しんでいる人々。
















空いた時間に、大道具のメンテナンスも欠かせません。















両日ともに多くの方に観ていただき、カーテンコールのときは、温かい拍手と素敵な手作りのボードに書かれたメッセージを客席からいただきました。 いわき演劇鑑賞会のみなさま、ありがとうございました。

遠野組 in 福島県福島市『福島テルサFTホール』(4月10日):花島春枝

2021年オペラ『遠野物語』ツアーがいよいよスタート!

初日には吉川さん、寺嶋さん、萩さんの『遠野物語』の作曲家3人が集まりました。豪華な顔ぶれです!










4/10〜4/12の3日間は、福島演劇鑑賞会の皆さんに「福島テルサFTホール」で観て頂きます。










ホールの外にはポスターよりずっと大きな看板。チラシを拡大コピーしたのでなく、昔の映画館の看板のように、なんと手描きです!!

ロビーには特集ホワイトボードも。ふむふむと読む水野役の島田さん。











楽屋の方にはワクワクする表紙のパンフレットや、地元の美味しいものが…。嬉しいですね♪ありがとうございます!












そしてこのツアーから発売開始の「こんにゃ座50周年記念Tシャツ」、舞台人には外せない黒はもちろん、今回は「インディゴ」と「バーガンディ」三色のラインナップ!

ぜひ手に入れて身に付けて頂きたいです。












そして、こちらも新たに生まれたこんにゃく座員の証「スタッフジャンパー」です!

お揃いなのですが、着こなしにクセのある方や、装飾してカスタマイズしている座員も。












座員は大道具や小道具、衣裳も作ることがありますが、『遠野物語』に出てくるこの白い鹿面は、水野役の島田さんのお手製です。廊下に大事にスタンバイします。











福島演劇鑑賞会の皆さんは、時折笑いつつ、凄く集中して、この物語を見守ってくださいました。


写真は練習中の闇たち。

たとえ稽古着を着ていても、独特の空気感を纏っています。


  







闇たちは、客席の皆さんを「こっちの世界」にお招きすることが出来たのではないでしょうか。

これからもっともっと多くの人に、この『遠野物語』をお届けしたいと思います。













オペラ『遠野物語』メンバー紹介(2021年4月〜6月ツアー)

2021年、初演から2年の時を経て、ついに『遠野物語』ツアーが始まります!


メンバーの主な役どころとお人柄をご紹介します!



柳田国男/髙野うるお
柳田先生をやっている時のうるおさんにはまるで違和感がない。美しい文章を書いている文学者そのものに見える。セリフも歌も、日本語が美しいと思わせてくれる。和服もよくお似合いです。



佐々木喜善/北野雄一郎
膨大なセリフと難解な歌を、どれほどの努力で身につけているのかとひたすら感心する。それでいて皆の前ではニコニコと穏やか。ツアーのための仕事もしっかりこなして感嘆する。東北弁がすっかり板についている九州男児。



水野葉舟/島田大翼
最初と最後ですっかり変わったようになる水野さん。難しい役どころだと思う。いやらしいところはねちっこく、爽やかなところはサラッとしてて、いつも魅せてくれる。自分はどういう役割でここにいればいいか、がわかってるんですね。



ノヨ(喜善の祖母)/梅村博美
台本の長田さんが、「“方言と音楽の融合”が本当に素晴らしい」と話してくださったが、それを一番感じられるのが、このノヨ婆さんが語る【マヨイガ】。梅さんは遠野訛りと音楽とずっと格闘し続けて、唯一無二の世界を作り上げた。



万蔵(喜善の祖父)、政の父 他/大石哲史
このオペラの中でいくつかのシーンで大石さんが演じる“お祖父さん”は、いずれの役もその人の背負ってきた家や人生が滲み出る。時にユーモラスに、軽やかに、時に重厚に。ますます円熟味が増してきた大石さん。これからも楽しませてください。



福二 他/佐藤敏之
このオペラの中では、家人を取られたり亡くしたりという辛い役が多く、胸を痛めている佐藤さん。その優しさから、みんなに「こんにゃく座のお母さん」と呼ばれています。



タケ(喜善の母) 、奈津 他/鈴木裕加
裕加さんの魅力はいろいろあるが、実は話すときの低音がすてき。色っぽくて、好きです。



柳田家の女中、美緒 他/豊島理恵
女中も山女も、実に生き生きと演じるポジティブ番長。何事にも前向きに取り組む姿勢は一緒にやってて気持ちいいです。



姑 他/彦坂仁美
独特の存在感がみんなと混じってなお光ります。姑は厳しい人ですが、一瞬のソプラノが輝きます。



遠野の少女 他/西田玲子
少女からゴシップ誌の記者まで、さまざまな役を早替わりで演じる玲子さん。どの役もしっかりその場に存在して、一石投じて去っていく。スパイスのようにキリリとしている。



人買い、貞吉 他/沢井栄次
富山出身の沢井さん。東北弁が妙にしっくりきます。村の男たちが土突きで地固めをするシーンでは、その美しいテノールを聞くことができます。



ザシキワラシ 他/沖まどか
まどかさんを見ていると、ザシキワラシってこういう風にその家の人に寄り添ってくれるのかなぁと思う。男でも女でもなく、大人でもこどもでもない。それをスッと体現してくれる、柔らかなひと。



車掌、馭者 他/壹岐隆邦
なんでもコツコツと仕上げるいっくん。遠野訛りもさまになってます。車掌や馭者など、このオペラの中では乗り物をつかさどり、たくさん地名を連呼します。



芳公 他/金村慎太郎
芳公のシーンの音楽大好きです。“芳公フーガ”と呼ばれています。その音の海の中を生き生きと泳ぎ回るしんちゃんはまるで水を得た魚のよう。美しいです。



みよ 他/鈴木あかね
神隠しにあったみよちゃんが30年の時を経て家に帰ってきた時、何を思っているだろうか。沸き起こる感情を丁寧に表現していけたら。



オクナイサマ 他/冬木理森
「おれ、手伝ってやる」と現れるオクナイサマはまるで冬木くんそのもの。演出の眞鍋氏からは“オクナイスマイル”とその笑顔を称えられた。



フルート/岩佐和弘
普通のフルートのほかに、アルトフルート(少し大きい)、ピッコロを奏で、その豊かな音色で遠野の世界を作り上げてくれます。座員の彦さんとは大学の同級生。



チェロ/朝吹元
ずしっとお腹に響く音からキイキイとネズミの鳴くような音まで、チェロのいいところをたくさん聞かせてくれます。梅さんとのマヨイガは、まるで対話のようです。



打楽器/高良久美子
打楽器スペースはワンダーランド。いろいろな楽器が並びます。一度しか演奏されない楽器もある中、いつもベストな音を探究し続けている高良さん。その音の点がつながって、大河のように流れていく。



ピアノ/服部真理子
欲しい音が欲しいタイミングで欲しい音量で翔んでくる感じ。圧倒的な信頼がある。数々のこんにゃく座のオペラを支える重鎮ピアニスト。



【スタッフ】


舞台部/吉田進也
こだわりの男。細かい作業に没頭すると止まらないが、丁寧な仕上がりには定評がある。本番中は障子の開け閉めという重要なポジションを担う。



制作マネージャー/高岡由季
なんでもできる由季ちゃん。ただ可愛いだけの人ではないということを、いつもこれでもかと見せてくれる。





長いツアーになりますが、体調を崩さないように、みなさまどうぞよろしくお願いします!



写真:熊谷みさと 文:鈴木あかね


遠野組 稽古場日誌(4月7日):金村慎太郎

今日は、埼玉県富士見市のキラリふじみホールで場当たり稽古でした!!

昨日はまだ舞台の立て込みに慣れていないので、1日かけてゆっくり立て込みの作業をして、今日は、じっくり場当たりをして、明日ゲネプロです!!

稽古場では小道具をみんなで手分けして作りました!田植えのシーンで苗を使うので、みんなで苗を作り!!












舞台の裏も着々と綺麗に仕込まれています!!

 











舞台袖に並ぶ、小道具たち。

食器やら、荷物やら、いろいろ置いてあります。










もうすぐ旅の初日を迎えます!気を引き締めて頑張ります!^ ^



 

遠野組 稽古場日誌(4月4日):冬木理森

 「遠野物語」稽古終盤、初演時のスタッフが勢揃いという、有り難く、緊張の中の通しでした!









毎日のようにみていただいた振付の多恵さん稽古で、闇たちもユーモラスにパワーアップしております。









稽古後の営み。

「障子職人」となっていた吉田くんです。











本編では印象的に様々な場を作ってくれる3枚重ねの障子、捌きが繊細で日々工夫を施してくれています。


時に彼は「枯山水職人」にもなります。










男子楽屋の片隅では「バーバーひろか」も開店していました。












初旅に向けての稽古や作り物で、桜を愛でる間も無くあっという間に過ぎた、怒涛の2週間でした。

これからも更にハードな旅となりますが、体調に気をつけて最後まで走り切りたいです!


6月20日の千穐楽は、物語の舞台である遠野で✨公演です!✨

一般公演はこの日のみ!

原作が発表されてから111周年の年でもあるそうです。

新しい「遠野物語」にどうぞご期待ください!














おまけ











お客様からは見られないのですが、新しくできた太鼓と柳田先生のコラボレーションです。

絵になりますねえ。


遠野組 稽古場日誌(4月2日):鈴木あかね

3/24から始まった稽古も一週間が経ち、お休みを挟んで今日は一幕の通し稽古です。 
 みんな頭の中を整理したり、散髪したり、リフレッシュしたりして、元気に稽古にのぞみます。 

 出番のないシーンを隠し撮り。 
柳田先生宅、水野さんと先生。



















大きな坊主が餅を食う話。















男たちが“土突き”という道具を使って地ならしをしています。


















初演時には小道具屋さんからの借り物で賄えたこの“土突き”ですが、今回は数が足りず、自分たちで作ろうかという話になりました。 

 幸いにも座の近くを流れる多摩川の土手に流木がたくさんあるという情報を得て、早速取りに行ってみました。
喜善さん、ありがとうございます✨ 

 あまりの大きさにこの日はゲットできず、また別の日に行くことに。
座敷童子さん、そして強力助っ人の泉さん、ありがとうございます✨ 

 そして無事に土台となる丸太をゲット🪵 

 果たして土突きの出来はいかに⁉︎完成をお楽しみに!