ロボット組 in 高知県高知市『セリーズ 体育館』(6月2日):飯野薫

ロボット6月ツアー初日は高知です。
トラック組は2日かけて高知入り。
他のメンバーは飛行機で向かいます。
台風の影響は数日前から心配していましたが、高知に線状降水帯発生のニュース!
飛行機が欠航なら、新幹線で行く。
新幹線で動かない区間があればそこからレンタカーを借りて車で向かう。様々な移動の仕方を制作担当のあずみさんや、制作マネージャーの理恵さんや、舞台監督や旅リーダーの佐藤さんが考えてくれていました。
飛行機や新幹線の運行状況をみて、予定通り飛行機で向かうことに。
羽田空港で、心配そうな茂さん

無事、高知に到着しました。その頃、新幹線は運休していたようで、本当に到着できてよかった。会場入りして仕込みを終え、翌日。晴れました!いいお天気!

昨年12月の「さよなら、ドン・キホーテ!」に続き、また高知でこんにゃく座のオペラの公演をさせていただきました。日本語によるオペラ公演というおとなも子どもも親しみやすい生の舞台に触れ、芸術をより身近に感じ楽しんで頂きたいという思いから今回の公演が開催され、こどもから大人までたくさんの方にお集まりいただきました。

由季ちゃん、新役デビュー。
ジーン役での初日、おめでとう〜!!!

いただいたお弁当は、高知産のお野菜やお魚やお肉を使ったとっても美味しいお弁当。元気がでます!

それからフルーツサンドもとっても美味しかったです。テトはフルーツサンド製造ロボットみたいになっちゃってる!

会場のセリーズ体育館は冷房完備の天国体育館です。劇場での観劇とは雰囲気が変わりますよね。珍しい体育館での一般公演、いかがでしたでしょうか?舞台裏はこんな感じ。

久しぶりのロボット、物語やお客さんからたくさんパワーをもらって、やっている方も元気になるオペラです。今日は物語の終盤、「涙って大抵、人を生き返らせるんだよな」という感想が客席からはっきりと聞こえてきてしまって、面白くて困りました。体育館公演ならではの距離感、堪らないです。

35年こんにゃく座を応援してくださっている三藤さん。今回の公演もお世話になりました!

なんと公演当日は三藤さんのお誕生日!!片付けも全て終了した後、みんなで歌ってお祝いです。おめでとうございます!

ピアノは搬出されてしまったので、演奏はiPadで♪

ロボット組メンバー紹介(2023年)

2023年、『ロはロボットのロ』のツアー開始です🤖
今年は6月にキュッとツアーにまわります! 高知県、神奈川県、大阪府、北海道……。いろんなところに行きますよ(・∀・)
こちらのメンバーで出発いたしますー★


テト
金村慎太郎

くるくると目まぐるしく変化する表情がとても魅力的。あたたかく情緒豊かな歌声に目と耳が釘付けになる「しんちゃん」♪いつもは弟キャラだが、トラックに荷物を積む時は、しっかり者の兄貴に変身!


ココ
飯野薫

躍動的な身体で舞台を飛び回る姿が清々しい。すっきりスッパリした歌が、心にまっすぐ届いてくる「かおるちゃん」!食いしん坊仲間としても欠かせないメンバーで、旅先の美味しいモノには目がない♪


エド ドリトル ダイヤ
佐藤敏之  

無類の映画好き。素敵な作品をよくオススメしてくれる。好きな映画は繰り返し何回も観るらしい。作品へのリスペクトがハンパない「さとちゃん」!みんなのお母さん的存在に相応しい、あたたかな歌声のお父さん?!


ママモンロー ノーマ
相原智枝  

美しく気高いアルト。なのに、とーってもチャーミングという二面性が魅力のオトナのオ・ン・ナ!熱いハートが隠しきれない歌と存在に圧倒される「あいちゃん」!美味しいモノが大好きなお料理上手♡


マニー ヘンリー
武田茂  
どこかに隠しマイクを持っているのでは?と思わせるような豊かなテノールの歌声が、稽古場や会場をビリビリ震わせる!!こんにゃく体操の先生として、みんなをビシバシ育ててくれる「しげるさん」♪


ジーン 花子
高岡由季  

のびのび、という言葉がぴったりの歌声と存在。伸びやかな歌声と笑顔でキラキラしている「ゆきちゃん」♪それでいてストイック。一日中楽器を弾き続けていたり、趣味とはもはや言えないレベルのソーイングをしていたり。デジタルにも強い!


シオン サファイア
泉篤史  

陽だまりのような穏やかな空気をつねに纏っている。爽やかな歌声とキビキビした身体!どこかピーターパンを彷彿とさせる「いずみくん」♪トランペットや口笛の音色も美しい♪


ハロー ルビー
小田藍乃  
しなやかな身体に、透明感と華やかさのある歌声。まんまるの目がくるくると魅力的な「あいのちゃん」!柄×柄の陽気で賑やかなファッション、でもどこか繊細な雰囲気がとてもお似合い♡


ピアノ
湯田亜希
パンロボットだって演じちゃう、可憐な笑顔のピアニスト「ゆだちゃん」♪ほのぼの空気を常に纏いつつ、力強い音楽をも弾き鳴らします!懐の深い、優しさ溢れる演奏をお楽しみに♡


裏ロボ
冬木理森  

パン工場では、はち切れんばかりの笑顔で踊り歩いてる「ふゆきくん」!おっとりしているようで、火事のシーンでの布捌き、セットの垂れ幕などのセッティングなど、しっかりバッチリこなしている。このツアーの裏方メンバーの相談役として、優しく頼れるヒト♡


制作マネージャー
豊島理恵  

テキパキと先々の連絡を欠かさないしっかり者。みんなの働く意欲にガソリンを注ぐべく、お弁当の選考には並々ならぬ労力をかけている「りえちゃん」☆健康面にも配慮を忘れない、美と食の女神的存在。




舞台部
大久保哲  

大きな身体につぶらな瞳。どこかプーさんを思い出させる「さとるくん」!困っているとサッと力を貸してくれる世話やきな一面がある。Y字バランスもできる柔軟性ある体や、よく通る声を日々磨いている。


舞台部
松田祐慈郎  

おっとりしているようでいて、しっかりと皆んなを見渡している「ごりさん」。裏方メンバーたちの為に事前にプリントを用意してくれたりと、心配りをしてくれる。まだまだ知られざる魅力を隠し持っている様子。今後がとても楽しみ〜♪


文章:花島春枝
写真:小田藍乃、金村慎太郎

「つるみ子育て・個育ちフォーラム運営委員会」主催ワークショップ in 神奈川県横浜市『馬場地域ケアプラザ』(6月4日):青木美佐子

ピアニストの関さんとふたりで、「つるみ子育て・個育ちフォーラム運営委員会」主催のワークショップに行ってきました。
0歳から18歳までのすべての子ども達が健やかに成長することを願って20年以上前に発足し、鶴見区内の子育て支援などに関わる30以上の団体などで運営されているそうです。
子ども達に幸せな体験を!!そのためには自分達も楽しまなくちゃ!!という心意気がものすごく強く伝わってきます。まずは10人以上の委員のみなさんが早い時間からお集まりになっての打ち合わせ(ちゃんとしてる!)
その後続々と、お母さんと、あるいはお父さんと、あるいはおばあちゃんと、子ども達が集まってきます。
付き添いでいらした保護者の方や運営委員のみなさん、会場の所長さんや所員さんまでもが参加されて、小学1年生から大人までの、個性豊かなメンバーが揃いました。

こんにゃく体操をしたり、オペラ「森は生きている」から色々な場面をみてもらったりしたあと、 「十二月の歌」をみんなで歌いました。
あっというまに歌えるようになったので、次に、各自好きな月の精か、火の精になり、季節ごとのグループを作ってそれぞれの動きを考えてもらうと……子どもと大人が対等に意見を言い合いながら作っていて頼もしかったです😆
何回か歌って動いているうちに、どんどん各自の考えたキャラクターに入り込んでいって、とても魅力的な「十二月の歌」になりました。

次は「おみじか」
リスになってウサギ(私)に呼びかけて、といったらみんなの圧が素晴らしく強くてたじろぐほど😁
手拍子を入れたり、大きな動きを入れたりしながら元気よく歌いました。


終了後、記念撮影 みんな違ってみんな良い!!と、ほんとに思える個性豊かな方々でした。

片付け後は委員のみなさん、反省会もしました。(ちゃんとしてる!)
所長さんが、「大人達が楽しそうにしてるのをみて子ども達が嬉しそうだった」
みなさんも口々に、「期待はしてたけれどもそれ以上に楽しかった」「来る前は不安だったけど、やってみたらすごく楽しかった」「オペラを身近に感じられた」などなど……
また、子ども達が書いてくれたアンケートも、絵入りだったり、大きな文字が生き生きと爆発してたりして😄、楽しんでくれたようでホッとしました。

コロナ禍真っ只中の頃はできなかった、みんなで一緒に歌って楽しむということがまたできるようになって本当に良かったなぁ、こういう喜びが失われないように……と願いつつ家路につきました。

ロボット組 稽古場日誌(5月25日〜31日):松田祐慈郎

ロボット組は6月いっぱい公演が続きます。高知からスタートして、地元神奈川、福島、兵庫、北海道、宮城、山形と南へ東へ西へ北へとたくさんのお客様と出会える旅が待っています。と、その前に稽古です。旅直前の一週間。5月25日から31日まで厳しくも楽しく、緊張感の中にも笑いの絶えない稽古が続きました。入座2年目の松田がその様子をお届けします。


稽古前にリラックス。この笑顔が素敵な舞台につながっています。

はたきを持って舞台に登場すると、舞台がいっぺんに和らぎます。

今回、初ジーン役の高岡さん。初とは思えない、歌と踊りと笑顔です。

振り付けの伊藤多恵さん。「もう一回やってみる?」と、言いながら納得するまで稽古を重ねます。

汗をかくまで稽古。納得の笑顔。

六月公演で一緒に旅をして頂くピアニストの湯田さん。よろしくお願いします。

演出助手の沖さんのもと、稽古は連日続き・・・・
通し稽古も無事終了。お客様に素敵な時間をお届け出来る事でしょう。

おまけ。

今回松田はスタッフとして旅に同行。スタッフとしての仕事を教えてくれたお師匠さんの冬木さんと大久保さん。

旅の間もお世話になります。

ドン・キホーテ組 in 静岡県御殿場市『御殿場市民会館』(5月24日):沖まどか


静岡、御殿場にやってまいりましたー!

ということで、せっかく静岡県ですし、エネルギー補給のため、《さわやか》に行かせていただきました!
初の《さわやか》で、肉肉しいハンバーグに感動でした☆

朝から良い天気☀️
昨日の夜は、雨で気温もとっても低くって、ドキドキでしたが、今日の朝は快晴!
昨日の雨のおかげか、空気が澄んでとても気持ちがよかったです!
ホールに着いたら、とっても綺麗な富士山が見えて、大興奮!みんなで富士山ポーズ🗻✨と見守る引率のうるお先生という図

このドンキホーテのツアーが始まってまだ2回目。朝から仕込んで昼から本番。さー間に合うかしら??
と思いましたが、サクサクと仕込みも進み、富士山を眺めながら日向ぼっこ。
オードリー先生の梅さんは、お顔もバッチリ出来上がり、きれいな富士山をおさめようとパシャリ📷

集合しまして、元気な玲子さんのアナウンス。終わったら、暗転の確認やら、少し変更があったところをあたりながら全力お稽古👊

今回、初の音響、るつさん。
袖からうまいこと見えるかなーと渋い顔で確認中!

今日の楽屋は、それぞれの机が鏡台になってて、ちょっと楽しい!
吉田くん、腕、痛そう。。
毎回ちゃんと塗ってるんですね。リアルな傷です💦

塗ってるといえば、サラちゃん。
足、真っ黒だ。
真っ黒に塗ったから、ピンクのサンダルでウロウロしてはります。

御殿場高校のみなさんは、前説はとっても盛り上がってくれて、クスクスっと笑い声が聞こえたり、馬が兵隊さんをやってると気づいた時には、「えっちょっと待って」なんて言いながら笑いが堪えられないでいたりしました!が、最後にはグッと集中して舞台に食い入るように観てくれていました。

最後に教頭先生のお言葉をいただき、作品のメッセージが伝わったのかなと。そして、綺麗なお花もいただいて、
こんにゃく座に帰ってまいりました。

さぁ次の公演地は京都だよ!
ひとりでも多くの人に勇気を元気を受け取ってもらえますように☆