森組 in 岡山県和気郡『和気小学校』(11月7日):大久保哲

2018年の『森は生きている』中国地方ツアーの記念すべき一校目は和気小学校です!!

朝6時前にホテルを後にし、7時前から仕込みをしていきました。
月の精になる前の森チーム一同で「森を閉める準備」ではなく「森は生きているの幕を開ける準備」をしていきます。


まずは5月の兄弟、荒井美樹ちゃん。
舞台奥にそびえ立つ4つのタワーの支柱をつけてくれています。
彼女は先日の豊洲小学校での公演で、こんにゃく座歌役者として初舞台を踏んだばかりです!
そんな彼女はウサギ役も担っております。
そう、可能性の獣。です。(笑)
千秋楽まで一緒に頑張ろう!!


こちらは1月の兄弟、吉田進也さん。
中央の演台の外枠を組み立てています。
メイクが要らないほどはっきりとした顔立ちをしていて、羨ましい限りです。
スマートな高身長スタイルなのにしっかり力持ちで、重たいものもなんなく運んでくださいます。
た、頼もしいっ!!


木に登っているのは8月の兄弟、冬木理森さん。
「座日記用の写真を撮りたい」とお願いしたら、せっせと木に登ってくれました。
去年までは5月の精・ウサギ役で出演していた冬木さんは、今年はオオカミとなって(ホール版のみ)森に現れます。
素敵な切れ長の目を持つ冬木さんのオオカミが見たいという方は、12月にありますお近くの『森は生きている』ホール公演へ足をお運びくださいませ!


そして、こちらは我らが4月の兄弟、泉篤史さん!
メジャーを使って場面ごとの4つのタワーの位置を測り、バミリと呼ばれる目印をつける作業中です。
心優しい4月の精は、実はこの舞台作りの隊長(チーフ)!
サーベルが自慢の警護隊長でもあり、4月の精でもある泉さんは、とっても頼りがいのある仕込隊長なのです!

こうしてそれぞれに力を発揮し、中国地方ツアー最初の仕込みは無事終了。
初日の公演で気づいたことなどを確認しあい、稽古を行いさぁ本番。

僕がカラスとなって舞台へ飛び出すと、カァー!カァー!と鳴く度に和気小学校の生徒さん達はとても喜んでくれて、のびのびとカラスでいることができました!

また、女王様が焚き火に当たりに来るシーンなどシリアスなシーンはかなり集中して見てくれて、「森へ向かうソリの歌」や終演後の「十二月の歌」は元気いっぱい、フルパワーで歌い上げてくれました!

後半が始まる前にソリの歌の練習をしている時、
「寒い寒い、と座ってオペラの続きを見ます!」と説明すると「寒くないよ!」と自分の状態を素直に主張する声が聞こえてきたり……とても微笑ましかったです!

そして、1年ぶりに見た「体育館に咲いた満開のマツユキ草」は形容できないくらいに綺麗で、心が洗われました……!
みなさん、綺麗に咲かせてくれてありがとうございます!

終演後、片付けを終えて体育館から出たところ、たくさんの生徒さんが窓から顔を出し、4月の精やむすめ、女王さまに「じゃーねー!」と元気に手を振ってくれていました!
そして「カラスー!じゃーねー!」という声も……!
嬉しくなって「カァー!さよーならー!カァー!」と大きく手を振り返しました。

カラス、感激っ☆
カァー!!


☆おまけ☆
廊下を歩いていると……


「わ」を発見!
美樹ちゃんも「わ!」と『わ』の決めポーズ!

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