座日記: ネズミ組稽古場日誌(9月20日～22日)：熊谷みさと

「林光歌劇場2019」終演の翌々日、荷下ろしと事後処理を終えまして、早速始まりました、『ネズミの涙』の稽古！

Aスタジオはなんと更にその前の日から『ロはロボットのロ』の稽古をしているため、ロボット組旅立ちまでの3日間はBスタジオでぎゅうぎゅうのネズミです。
ネズミだけど大きい人が多くてですね、はい。

そして今回は、ネズミデビューが2人います！！

こちら、給仕役をやる吉田進也くんと難民ネズミなどをやる白石静香さんです。

フレッシュですね！

初日はこのフレッシュな2人中心の稽古。

スペシャルアドバイザー敏之さんに来ていただき、初めて龍をやる吉田くんと壹岐くんへ動きの写しをします

うんうん、なかなかきまってますね

龍をかぶるとこんな感じ！

先輩だって吹っ飛ばしちゃいます！！

その後、振り付けがある部分の動きなどを確認して初日はおしまい。
本公演のお片付けを頑張った後ですからね。早めに切り上げです。

…と思ったけど、フレッシュな2人は遅くまでしっかり自主稽古していました。
がんばれー！

翌日はサムルノリデーです。

夜に麻生市民館で李先生のお稽古。
その前にやはりBスタジオで、サムルノリ関係の動きと、ドブネズミとライライまで稽古してしまいました。ひぇー。

移動する前にくたくたになっちゃうよ！とも思いましたが、明日からの自分のために、みんな頑張ります。みんな頑張り屋さんなんです。

そしていよいよ太鼓の時間。

動きながら丁寧に、全てのサムルノリシーンを見ていただきました。
こんにゃく座の稽古場だと思い切り叩くことができないので、開放的な空間で一生懸命叩きます。
ついつい力が入ってしまいますが、大切なのは力を抜くこと。
できないことに落ち込んでる暇なんてありません。
とにかく練習あるのみです！！

熱のこもったご指導を受けて

みんなでメキメキ上達せねばなりません！

楽しくもくたくたになったサムルノリデーでした。

そしてBスタジオライフ最終日、

まずは太鼓たちにバスタオルを投入します。

太鼓を叩くととても大きな音がしてしまいますから、ご近所の方々へご迷惑にならないように、こうしてタオルで消音するわけです。

それぞれにしっかりと。
ご近所付き合いは大切ですからね…！

そうそう、ご近所といえば、稽古初日にはこんにゃく座稽古場のある宿河原の地元商栄会の石橋さんが、大量の焼きそばとフランクフルトを差し入れてくださったんです。

みんな大喜び！！
いつもお世話になっています。
ほんとうにありがとうございます！！

さて、しっかりとミュートをした後、神妙な面持ちの花島さんから「重要な連絡があります」とお知らせがありました。
ロボットチームのひとたちもぞろぞろとBスタジオに集まってきます。

重要な連絡をする花島さんの口から出たのは、

「今日はゆず子さんの誕生日です！！」

というお知らせ！と同時に上の階の窓からクラッカーが鳴り響き、ハッピーバースデーの大合唱！！

「林光歌劇場2019」でも演出助手としてずっと頑張ってくれたゆず子の誕生日、みんなで盛大にお祝いしました。