早いもので、こんにゃく座では次から次へと新しいことが始まろうとしています。旅公演だってもうすぐお稽古が始まり、ツアーが始まろうとしております(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"
が。その前にっ!!!
先日、大好評?!のうちに終わりましたこんにゃく座2月公演、オペラ『イワンのばか』について、楽しくまとめてみたいと思いますっ♡
劇場にお越しくださった方も、劇場には来られなかった方も、お楽しみいただけますように!
オペラ『イワンのばか』2020年2月11日、無事に千秋楽を迎えることが出来ました。
2020年始まる少し前のこと、
Aスタジオで忘年会をやっていると新譜がやってきたっ!!!ほろ酔い気分ながらにそこにいたみんなで音取りをしたところから始まりました´ ³`°) ♬︎*.:*
年が明けて、ヒカル忌の準備の後にも新譜。
そこからは2日か3日おきにやってくる新譜との格闘٩( 🔥ω🔥 )و
すると稽古場ではこんな風景がチラホラ。
あっちもこっちもそれぞれの方法で音取りしたり覚えたり。
ん?病院の待合室かっ笑
それでも毎回、ウキウキワクワク、曲ができてくるのを楽しみにしておりました( ´ ▽ ` )ノ ♡
そんな稽古場では、ロシア語もたまに行き交います!
演出助手の城田さんが書いてくださいました!
たくさんロシア語を喋る青年団4人組
ロシア語のわかる方に電話して発音を教わったり、ロシア語講座の映像を見たり、頑張って喋れるようになっておりました!!
この作品では一瞬しか出てこないキャラクターがいくつかおりまして、見逃した方もいらっしゃるかもしれませんので、ご紹介します!
バラライカ(ゆず)のセミョーンの妻になれた瞬間!
…この後、グースリ(まろりん)にその座を奪われます。。。面白いです。
悪魔の手が普通です。
これは登場しません。してはいけません。
こんな顔してますが、一応、早替えの真っ最中…のはず٩(๑òωó๑)۶
嘆きの女
ウォーンウォーンと泣いています。戦争って悲惨(இдஇ; )
その後ろで棺桶を担ぐ女たち。
みんなこの場面の前はお祭り騒ぎ♬︎♡からの早替えでこの場面なので。汗ダラダラで担いでウォーンウォーン言っています。
ミルクボーイ。モナカはいりません。ミルクが欲しいです。はじめはミルクちゃんという名で女の子なのか男の子なのか…でしたが、萩さんの強い要望によりミルクボーイに。男の子なのか女の子なのか…でしたが…男の子に見えたかなぁ…。見えるといいな!
でこの後、早替えをして母をやりました。
乞食女。すごい迫力です!!
岡原さんはこの場面まで大忙し!
小悪魔梅で穴に落ちた後、衣裳部2人がかりで早替えをし、お祭りからの棺桶を担いだかと思うと、乞食女に変身です。
声の大きな男。
とにかく大きな声で!と言われ続ける泉くん。
でもその後のイワンの「お姫さまを~」の声が大きくて。なかなか一番声の大きな男にたどりつけない(๑°ㅁ°๑)‼
バラライカ妃のお父さん。前国王!
娘の病気が心配で心配で、せっかく娘は元気になったのに、、あっという間におかくれになってしまって。。。
大臣。垂れ流すばかりの大臣。
インド王もビックリ!!!
インドでは女性しかつけない赤いマーク。赤いシール。ただのシール。似合ってます。
大人気ワルキューレ女☆*大きくて繊細な爆弾を乳房に挟んだ女たちは、沖、小林、ひろか、泉が。そして途中からは、あかね、金村、吉田、泉がクルクルやりました!!
イワンの国の男たち。
すごい楽しそうな三人でしたっ( ´ ▽ ` )ノ
タラカン国の王様と兵士。
なぜか登場すると少し笑いが起こる。私たちは真剣です。タラカンとはゴ〇ブ〇という意味があって、なので、王様がゴキブリ顔をされます。なので兵士もみな、たまに、ゴキブリ顔をしてみます。王様には敵いません。
吹雪の中の人々。
金村くんと吉田くん。大忙しの演出部。
そう。今回の演出部は、本当に大忙しでした!!ブレヒト幕と呼ばれる幕の出し入れや兵隊や麦、吹雪の幕、馬も押していかねばならぬなどなどたくさん!!そしてその、兵隊やら麦やらワルキューレの女たちやアーズブカ(最初に出てくる教科書)まで作り物もたくさん!!
今回の美術プラン堀尾幸男さんと助手の宇戸さん。お世話になった演出助手の城田さん。そして演出部のみんな。お世話になりました!!
本当に幕が美しかった!!!
そして、稽古場ではただ白かったり黒かったりのイスや台車が、
堀尾マジックでオシャレになったり
堀尾さんご秘蔵の馬!!!大きいです。
仕込み中、ご満悦に乗馬をしていたこのかわい子ちゃん° ✧ (*´ `*) ✧ °
今回、インターンで参加していた最大の協力者、大学生の佐藤花ちゃん。とってもよく働き、とってもしっかりしていた彼女にみーーーんな助けられました♡ありがとー!!
作り物が多かった今回。出演していなかった座員が時間を縫ってたくさんお手伝いに来てくれていました!!ありがとうございますっ!!
その中のアーズブカ!!
あかねさんが中身をせっせと作り、みんなで表紙に布を貼ったり、マークを切り出したり、文字を貼ったり。。
表紙の中に使ってるダンボールにはね。TT兄弟だよっ!知らなかったねーーー。丈夫なこのアーズブカ。製本の仕方はチケット係のチャミさんが教えてくれたんだそーな。チャミさんはたくさん出てきた幕も縫ってくれたり。チケット係の仕事だけでなく、やはりチャミ部。マルチに働けるスーパー座員なのですね。写真がなくて残念っっっ。
そんな私たち、『イワンのばか』本編だけでなく、ロビーコンサートもやったんですよ!
ご存知の通り♡
毎回必ずゲストの美しいソロがやってきます!
すると自然に男性役者は寄っていきます(๑♡ᴗ♡๑)
ロビーコンサートが始まるちょっと前から廊下でアコーディオンの音が。。
お時間ですよ〜と呼びにいらっしゃるのは、我らがアコーディオニスト島田大翼!日が経つごとにヒゲがつき、足に鈴がつき。
岡原さんが盛り上げ、西田さんがタンバリン片手にクルクル回り、島田さんがアコーディオンからのコサックからのシャキーン´ ³`°) ♬︎*.:*
ロビコンは初日からめちゃくちゃ緊張しましたが、お客様がノリに乗ってくださり、大満足♪のお顔でいらっしゃり、本当に楽しかったです(*´ㅂ`*)
ロビコンには今回音楽助手で萩さんから一番に楽譜をもらうという重大なお仕事をしていた花島さんも毎回出演♡
ペアルックのよーな彦さんとツーショット☆*°
そして忘れちゃいけないのは衣裳部!
かわいい3人の衣裳部さんは、転換を手伝うこともしばしば。
毎日、アイロン、洗濯、
いえいえ稽古の時にはずっとミシンと格闘していた薫ちゃんと静香ちゃん。
そしてそれをまとめていたチーフの高岡氏。
衣裳プランナーの宮本さんも朝から稽古場にいらして、みーんなで作業してくれていました。
本当にありがとうございました♡
そんなこんな本番中は毎日、坂手さんからのノートをいただき、萩さんからのダメ出しをいただき、毎日お稽古しました。
ワンス・アポンナ・タイ厶♬︎♡
ワンス・アポンナ・タイ厶♬︎♡
バラシはあっという間!どんどんバラされて、
しんちゃんも運んで運んで、
スッキリです° ✧ (*´ `*) ✧ °
というのはスペシャル座員!
ただ今休座中の福ちゃんがだいたい千秋楽に観に来て、バラシもガンガンやってくれます!
自分の道具、インパクトまで全て腰に付けてる!スペシャリストなんす!ありがとー福ちゃん♡
こうしてたくさんの方々の力によって、無事に公演を終えることができました!!!
プランナーの皆さん。スタッフの皆さん。坂手さん。城田さん。そして座員の皆みなさま。
何より、劇場へ足をお運びくださった全てのお客様に感謝の気持ちを込めて(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"
本当にありがとうございました⸜(*ˊᵕˋ*)⸝💕✨
オマケにっ。。。
女性楽屋でなんだか不審な行動する女がっ!!
イワンの嫁の座まで奪われるゆずでした。
そんなバラライカとバラライカ前田さん(*Ü*)ノ"
今回のお話がきてからバラライカを始めてくださったのです。すごいです!!
バナナイカゆず。。。
関係ないけど…
ミルク:イワンのおじさんお願い…
イワン:ん?
ミルク:ミルクを分けとくれ…
イワン:いーよっ!
あーーー肩凝ったーーーっ
とカラダのことを相談すると…
振付の山田うんさんがマッサージしてくださいました(இдஇ; )
すんませんです!ありがとーございますーーー!
最後に。。。
小悪魔ちゃん達が入る穴ができるまでのほんの一瞬の壮絶映像www
本番は一度もアクシデントがなくってよかったね♡
1 件のコメント:
マラーニャの歌うアリアがところどころ挿入されています。口がきけない、という設定が逆に、心の底から感じていることだけを歌にしている、という印象を強めていて面白いものだと思いました。
ソロのアリアだけではなく、王妃と一緒に畑を耕しながら歌う二重唱もきれいでしたし、イワンや妃と仲が良い様子も見ていて気持ちがよかった。
つれあいをセミョーンの兵士に殺された女の嘆きの歌、音の数も限定されていて、シンプルな線の動きなのに、深い悲嘆が伝わってきた。
イワン・イリッチの臨終の場面、物語の持つ重力が全てこの場面に集中してくるような緊張感があった。イワン・イリッチを送る歌を歌うのが数名の女性なのが、花が手向けられているようで、救われた気持ちになりました。
賑やかな収穫祭の場面(女たちが囃して歌う「イワン、あんたそんなに…」など)や、どこか情けない様子に愛嬌があった大悪魔と三匹の小悪魔、タラカン王と配下の兵士たちが登場するときの表情なども印象に残っています。
あとは、開演前のロビーコンサート。
素敵なコンサートで「この歌声を聴けただけでも劇場に来て良かった」と思いましたが、その後さらにオペラが観られる、ということで、舞台への期待が高まった&とても得した気分、でした。
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