オペラ『森は生きている』稽古場日誌(2月2日):萩京子

今日はオーケストラの皆さんが来て、初めてのオケ合わせです。


アンサンブル・フォレの皆さん

稽古場に組まれた仮の舞台装置をぐぐーっと後ろにずらして、オーケストラスペースを作りました。
今日はB組で動かないでやろうということになっています。
B組のメンバーは、後ろに下がった舞台セットの上に並んで、楽譜を見る人見ない人いろいろですが、普段指揮を見てやらないので、みんな真剣そのものです。
A組は基本的に見学。こちら側から見ています。


寺嶋さんもマスク!

寺嶋さんの指揮は、以前に比べてすごくちからづよくなったように感じます。
オーケストラへの指示も簡潔で的確。
オーケストラの皆さんはお馴染みの方がほとんどで、いきなりぐんぐん進んで行きます。


打楽器の高良さんと、今回こんにゃく座初お目見えのコントラバスの佐々木大輔さん。

冒頭の「ロシアの冬はきびしい」というところ、ティンパニが鳴り響くと、稽古場はロシアの冬っていう感じになります(笑)。
換気ばかりしているので、実際寒いんですよ、稽古場は。 演じる人たちは汗かいてますけどね。
でも今日は少し暖かかった😊

宮廷のダンスのところは、動きと関係があるので、動きながらやりました。

やはりオーケストラの響きにはたくさんの色があって、音楽に奥行きが生まれますね。
時々ピアノだけの場面があって、そこがまた新鮮に聞こえます。


今日はピアニストふたり 珍しい光景です。

久しぶりのオーケストラ版「森は生きている」ますます楽しみになって来ました。


オーケストラの音を聞きながら、演出の眞鍋さんと演出助手の岡原真弓が相談中

今日歌ったB組のメンバーも、今日聞いていたA組のメンバーも、オーケストラの奏でる音を肌で感じて、燃え上がったのでは?

「燃え上がる」と言えば、焚き火。
この作品にとって大切な「焚き火」が完成間近。
オーケストラとの稽古のあと、演出の眞鍋さんと舞台監督の八木さんと演出部は、稽古場の明かりを点けたり消したりして実験しながら、ああだこうだと相談していました。




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