オペラ『森は生きている』劇場日誌(2月23日,24日):熊谷みさと

オペラ『森は生きている』新演出・オーケストラ版、世田谷パブリックシアターでの公演は無事に千穐楽を迎えました!!

ご来場いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、応援してくださったみなさま、観たいと思ってくださったみなさま、気にかけてくださったみなさま、本当にありがとうございました!!


まずは23日にB組が東京公演千穐楽を迎えまして、わたくしは舞台袖に忍び込んでカメラ小僧ならぬスマホ女王をやってまいりました。



おめでとうの2月には後光が差しています!


4月もなんか輝いてる


9月はなんかかっこいい


むすめさんの隠し撮りをしていたら鏡越しに手を振ってくれました(隠し撮れてない)


隠しておくにはもったいない可愛いお尻たち


むすめにマツユキ草を摘ませてあげられて


2月も6月も満足気


この恐ろしい2人も満足してくれてるでしょうか…


舞台上でソリのうたが歌われている間、


舞台袖では、むすめとカラスも一緒に遠心力を感じていました


こうして大盛況のうちにB組が終演し、


B組で賑わっていた早替え場もA組が占領し始めます。


23日のA組稽古中には、もはや恒例となりつつある入川さんのピアノによる、森の音楽からの素敵アレンジハッピーバースデー!!

本日お誕生日を迎えたのは


11月の精・兵士役の大石さんです!
おめでとうございました!!



そうしてA組は、24日に千穐楽を迎えたわけです。

A組は、オーケストラ版の『森は生きている』をやれるのは今日が本当に最後です。

始まる前から既に寂しくなってしまいそうな気持ちを抑えつつ、今日も元気に、丁寧に、大切に、精一杯、より良いものをお届けしよう!!とみんなで気合の稽古をして、本番に挑みました。


気合入りすぎて変なもの出現してしまっていますね、何でしょうねこれ…


準備中のお二人。どういう関係なのでしょうか


ウサギとリスの「おみじか」を舞台袖から見守る人々


女官長と記念写真を、と思ったら誰か紛れ込んでました


月の精が


記念撮影に集まってくる


はらぺこオオカミに


食べられそうなウサギ


たくさんの想いが詰まった舞台、その千穐楽は、お客さまのあたたかい拍手に包まれて、アンコールに歌わせてもらった「十二月のうた」も、一緒に歌ってくれている声が聞こえてくるようでした。




その舞台も、終演後にはあっという間にお片づけ!


書き尽くせないたくさんの想いは、大切に心に留めて、また舞台に立つ日にちゃんと思い返せるように、きちんとしまっておこうと思います。



A組は、ピアノ版で次の旅公演が始まるまでしばらくオヤスミです。
ありがとうございました!!
(ちなみにこの「オヤスミ」は、演出助手の鬼軍曹岡原さんが編んだものです!)



翌日、事後処理の前に、何やら倉庫で働いているひとが…



島田さんが女王の勉強机にぴったりの箱を作ってくれていました!
旅に向けて、道具類を便利に運ぶ工夫です。ありがたや〜!!

B組はこのまま、2月28日岐阜県、3月14日福岡県、3月20日広島県とオーケストラ版で旅をします!
各地のみなさま、どうぞお楽しみに☆☆





〜おまけのお写真〜



劇場での舞台稽古、演出の眞鍋さんが立ち位置を見てくださっているところ。


眞鍋さんは楽屋でも背筋がぴん!としていました。
思わず隠し撮りをしてしまいました…!



こちらは制作部屋。このひとたちあっての公演なのです!!



舞台監督の八木さん、両組初日はスーツ姿でした!



その八木さんを激写していた制作のななこさん。「♪雨のしみた地面からはナナ子が顔を出す〜♪」と歌いかけるのが楽しい日々でした


西田さんの鏡前にはメイク道具の森ができていました



小森のおばちゃまと呼ばれるキュートなむすめさん前のお姿


B組女王はポケットを自ら縫い付けていました。女王は働き者なのです。


一方そのころA組の女王は「宝箱から煙が出てる!!」とアホみたいにはしゃいでおりました


こちは帽子が脱げてしまわぬよう水泳帽を縫い付けている、素晴らしい工夫に満ちた方なのですが、ウルトラマンのようだから写真撮らせて!!と言ったら本気でウルトラマンやってくれました。あっぱれ最上級です。



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