『夏の夜の夢』稽古場日誌 演出部:サワイ

新人の沢井です。どうぞごひいきに。
今回の公演、演出部という部署に配属されてプロの方の指導のもと、スロープ、階段、はては動物の被り物まで製作しております。
しかし驚きです。何かというと、図面なしでどんどんなんでも作っていくのです。
舞台を上から見た平面図しかないのですが、それだけを見てあとは長年の経験で階段、スロープの各パーツを材木を切り、釘を打ち、組み立てていく。ちゃーんと強度も考えて。我々から見ると今いったいどこの何を作っているのか見当も付かないのですが、出来てすべてをつなげてみるとなんということでしょう!ちゃんと完成!あぁ、巧みの技…。

作業中は専門用語も飛び交います。「その板、ころしておいて。」(ころす=位置を固定すること)などなど。ポカして釘でころされないように日々勉強の毎日です。

沢井

0 件のコメント: