病気と闘いながら、勢力的に演奏活動をされていました。
2005年の『森は生きている』新演出版の時、すでに病気と闘いながら、そんな事を少しも感じさせずに、一緒に旅をしました。
今日10月31日に、室内楽演奏会をやろうと府中のホールを予約していたのですが、都筑さんは今日よりも早くに旅立ってしまいました。
予約していた今日、仲間が集まってコンサートを開きました。
全てのプログラムが終わって、舞台にご家族が上がっていらして、挨拶をしてくださいました。
都筑さんのお父様が、集まってくれた仲間、聞きにきたみんなに感謝の言葉を語り、
最後にこれだけは言っておきたい
と言った事がありました。
『皆さん、生きている間に、好きだ。とか、愛してる。とか言ってください。
好きだ。とか、愛してる。とか、言ってあげてください。
生きている間にしか言えませんから。』
胸に染みた言葉でした。
都筑道子さんの人生の中で、ボク達はちょっとしか一緒にいられなかったけれど、ちょっとだけだったけれど、何かの縁があって出会って、一緒に旅をして、一緒に大事な時間を過ごしてきて、その都筑さんが亡くなって、その都筑さんのお父様が伝えたい事。
それを今生きている人達に伝えたくて、この日記に残しておきます。
都筑さん、また一緒にお酒飲みましょうね。
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