学校公演というのは朝からホント忙しい。
その日の本番が何時ごろなのかにも寄るのですが、逆算してすべてが動くのです。
それではとある1日をドキュメンタリー風にざざーっとお教えしませう。
○朝7時。夜も明けきらない薄暗いなか、こんにゃく座の面々は子どもたちが登校するより早く現地に到着。関東近県では始発に乗らないと間に合わないこともある。
全員でトラックから荷物を降ろし、照明、舞台、衣装それぞれの役割を黙々とやっていく。
注文チームは人数が少ないので自分の分が終わってもお互いの部署をカバーしながら仕込みを進めていく。
○30分ほど休憩しこの間に各々ウォーミングアップを行う。
○1時間ほど確認がてらお稽古。昨日の問題点や今日の対策をここで確認する。
○午前、1回目のステージ。
○お昼休み。お弁当を食べながら、1回目のステージのダメ出しを聞きながら2回目のステージに備える。
食事の時間とて無駄にしないこんにゃく座の真剣な面々。
○午後、2回目のステージ。
○終わったらすぐにセットや照明のバラシが始まる。
○順番にトラックに積んでいく。積んでいく順序がある程度決まっていて、そうでないと全部トラックの中に納まらない。立体テトリスなのです。
○今日のお仕事終了。
こうしてこんにゃく座の面々は帰路につくのであった。
「朝早くて大変じゃないですか?」インタビュアーは尋ねてみた。
「子どもたちの笑顔があるから俺達はがんばれるのさ。」
そう言って彼は少し笑って次の街へとトラックを走らせるのであった…。
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