和歌山県での移動日の朝、ホテルをチェックアウトしてトラックに乗り込もうとする北野、島田。
虹色2号(レインボー号)で100kmほどの移動、それ以外の時間は比較的自在である。
「今日、どうしようねえ」
「うん、どうしようねえ」
「本当に、どうしようねえ」
「どうしたものだろうねえ」
「………」
「………」
「そうだあ!いいことがある」
「そいつは、いいねえ!」
トラックの横っ腹に書かれた「こんにゃく座」の文字を見て何やら思い付く二人。
ここは和歌山。今日は公演もなし。そして私たちはオペラシアターこんにゃく座…。
と、いうわけで!
やってまいりました、「野半の里」!
和歌山市から国道24号線を東へまっすぐ、約30km、
伊都郡かつらぎ町にあるのがこちら”野半の里(のはんのさと)”でございます。
野半の里は天然温泉を中心とした複合施設。その中にあるのが…
「お食事處・こんにゃく座」!!!
そうです私たちと同じ名前の日本料理屋さん、こんにゃく座!
初めてなのに、やっと帰って来たような、そんなこそばゆい感慨に浸ります。
興奮の撮影会です!
「ほら撮って!撮って撮って!!」
「ウッヒョーゥ!いいですねえー!!光線の具合が絶妙だァ~!」
そんな会話が聞こえてきそうな、微笑ましくもない光景ではありませんか。
「結構、結構ぅ~!」パシャパシャ「…」
こちらは野半の里の”のんちゃん”。ボロボロのボールを更にボロボロに噛み続けていました。
それはさておき、さあ、いざこんにゃく座です。
”日本料理のお食事處・こんにゃく座”
見慣れた文字列のはずなのに、やはりなかなかのインパクトです。
「どうして、こんな名前なんだろう…」我々も(より)常々そう思われていることでしょう。
こちらがお品書にございます
「こんにゃく田楽」がありましたが、他にこんにゃく料理は無いようです。
昔、湯治に来た人たちがこんにゃくをつまみながら酒盛りをした…
そんな由来があるのだ、と店員さんが話してくださいました。
今は、特別にこんにゃくを売りにしているわけではないようです。
※オペラシアターの方も、特に食品のこんにゃくを売りにはしておりません。
さあ実食です!
この辺りでは、茶粥が有名なのだそうです。丼や麺もそれぞれ美味しく頂きました。
酒蔵風の店内はずいぶんお洒落で、落ち着いた空間です。
いい男氏(左)はお茶を飲んでもやはりいい男です
酒処でもある野半の里では、地ビールも人気です!
「軍艦麦酒」「木乃國野半麦酒」「野半乃里ユルゲン麦酒」と揃っています。
梅も綺麗に咲いておりました
花見て一杯、というやつですね。梅といえばもちろん紀州です!
こちらが天然温泉”蔵乃湯”
さすがに入浴することは叶いませんでした(帰るのが多分面倒くさくなるから)。
今度来た時にはぜひ近くに泊まって、皆でこんにゃく座で食事して温泉に入りたいですね。
ちなみに”あとぴぃ醫仁舘(いじんかん)”という施設は第五源泉からの湧水を利用して、
アトピー性皮膚炎のケアをサポートしてくれる施設なのだそうです。要チェック。
それではさようなら
僕と北野さんの仲も深まったところで、今日はそろそろお暇をいたします!
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