Over The Piano in Tokyo 2016 (2月15日):川中裕子

クラブマクベス千穐楽の翌日15日、市ヶ谷にあるホール、ルーテル市ヶ谷にて、萩さ
んと、いつも公演などでピアノを弾いてくださっている、服部真理子さん、吉村安見
子さん、湯田亜紀さん、榊原紀保子さんの5名でコンサート「Over The Piano in 
Tokyo 2016」
が行われました。


5人のピアニストのための曲で構成されたコンサートです。私はそんな企画のコン
サートこれまで見たことがありませんでした。

開場前、コンサートのお手伝いの為に向かうと


楽屋ではフィンガースナップの練習中。公演中どこで出てくるのかワクワク


真理子さん、舞台にセッティングしてあるドラムのチューニング


舞台袖ではパーカッションの高良さんの指導中。このコンサート、打楽器も登場する
のです!!



満席のお客さまの中コンサートがはじまりました。本番中なかなか写真が撮れなかっ
たので、今回の日記の写真はすべて、いつも愛ある素敵写真を撮って下さる姫田さん

の写真を使わせていただいています。ここからはゲネプロの写真でコンサートを振り
返ってみたいと思います。



萩さん作曲の「はじまりの音楽」からはじまり、「Over The Songs」


三人でピアノを弾く写真、新鮮です!「Over The Songs」ではよく歌うソングが5
人のピアニストの為にアレンジされていて、
聴きながら歌詞が頭をグルグル、そして
こうなるのかー!!とワクワクしました。それだけでなく途中移動して座る位置、弾
くピアノも代わっていくのです。視覚的にもワクワク!!


そしてあっという間に衣裳チェンジして「シンフォニック・ダンス 『ウエストサイ
ド物語』より」
。萩さんは『ウエストサイド物語』を観に映画館に何度も通ったそう
です。




ここで打楽器登場です!ものすごくかっこいーです!!!

曲が終わった後のお客様の拍手は興奮ぎみの拍手でした。私も勿論大興奮で拍手して
ました。

休憩をはさみ後半は、萩さん作曲で今回、新作初演の「<女たちの言葉>より」



20世紀から21世紀にかけて生きた女性たちの言葉を集めた本からの言葉や詩を読み上
げながら曲を弾く新鮮なスタイルでした。


そして「5人でボレロ」

ドラムから静かに始まり、ピアノの音


ピアニカが入ったり


木琴が入ったりしながらどんどん盛り上がっていきます。


ドラムも途中で交代していきます。
勿論音が途切れることなく、そして、ピアノの位
置も代わっていきます。この移動も覚えるの大変だったと思います、もうすごすぎま
す!!迷子すら演出に見えてしまうすごさです!!これまた大興奮でした!!!


そして「おしまいの音楽」なんだか懐かしいとっても優しい旋律でした。トーンチャ
イムの音が心地よかったです。



ピアニスト5名のコンサート大拍手の中幕をとじました。

私はこれまで聴いた中で、ずっとワクワクしっぱなし、終始前傾姿勢の、こんな楽し
いコンサートは初めてだと思います!!いつかまた第2弾が行われるのを楽しみにし
ています。

とっても素敵な休日でした。

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