喜歌劇『天国と地獄』稽古場日誌(1月25日):岡原真弓

本日はA組で通しをしてから、衣装合わせでございました。太田さんの衣装は本当に素敵で、着ただけでその役の幅が広がります。
今回のわたくしの役は世論!新聞を彷彿する衣装なのでございます!
とにかく全ての衣装がとっても素敵で、もうクラクラしてしまいます。これに見合う演技をしなければ!と、みんな闘志が沸き立ったようでございました。
そして、夕食休憩もなしで、今度は通し稽古の事を演出家加藤さんからの駄目だし。何だかさすがの加藤さんもお疲れ切ってハイになっておられました。駄目だし中、終始みんなで爆笑!しまいには、高岡ゆきが台詞が下手な事を『まあ、可愛いからいいか』と仰ったので、女子が大ブーイングを起こして大騒ぎでございました。これはまさに、ジュピターの女遊びに女神たちがギャーギャー文句を言うシーンのようで、傑作でした。あっ、加藤さんの名誉にかけて申し上げますが、加藤さんは決して『可愛いからいい』と思う人ではございません!本日のあまりのハードスケジュールにお疲れになったに違いありません!世間一般の人が唱える正しいつもりの正論でございます!(芝居の中の台詞)
世論でした。

0 件のコメント: