喜歌劇『天国と地獄』まとめ:高岡由季
喜歌劇「天国と地獄」終演いたしました!
ご来場下さった方々、応援して下さった方々、ありがとうございました。
1月6日から始まった稽古期間のなかでも、いろんなことがありました。
お誕生日を迎えた方もいましたね。
衣裳部さんや演出部さんがせっせと衣裳や道具をこしらえてくれている間に
仮のものを準備するのもちょっと楽しかったり。
こちらのマーキュリーさんは自作の仮衣裳の白いプリーツスカートに合わせ、稽古着までプリティーにコーディネートしていました。
そして、個性あふれる私たちに魔法をかけてくださったのは!
演出、翻訳、台本、加藤直さん!!
私は今回、セイレンという女神の役で、加藤直さん演出の作品に初めて出演させていただきました。
加藤さんの作る世界は、いつも楽しくて、面白くて、とにかく美しい!!!
私はこんにゃく座のオペラたちの中でもアルレッキーノや魔法の笛が大好きで、ずっと加藤さんの大ファンだったのです。
太田雅公さんの衣裳も可愛くて美しくて本当に大好きです。いつもギリギリまで装飾を足したり色を加えたりして最高のものを作り上げてくださるのです。
そんな美しい世界の中で生きるために、役者たちは髪型やメイクも試行錯誤します。
カーラーで巻いたり、
舞台上の加湿のために置いているスチーマーの蒸気を当ててみたり。笑
巻いた髪に乗せる草冠の角度にもこだわります。
天国のみんなのメイクは、照明の光で浮くような、ちょい白塗り!
みんなそれぞれポイントで青色を入れる、というのが決まりごとでした。
近くでみるとこんな感じ!
試行錯誤の中で、光りだす方もいました。
地獄の神、プルート様は全身に黒をまとい、爪まで真っ黒でした。
付け爪をしていたようです。
これはプルート様の鏡前。ネジを10本途中まで打ち込んだ木材をこしらえ、付け爪をつけておく道具にしていました。さすが。
天国の皆さんの衣裳は、かなり白を基調としていましたので、衣裳を着ている間は、かなり厳重に、色のついた食べ物や飲み物を禁止されていました。
まさに霞しか食べられない状態でした。
連日のお化粧で疲れた顔は、パックでメンテナンス。
楽屋にスケキヨとジェイソンが大量発生しました。
毎日お稽古して準備して、
おっとあかねさん、それはA組梅村さんユリディスのカツラですよ。
毎日公演する中で、
お客さまの書いてくださったアンケートを読んで、可愛いイラストにほっこりしたり、元気をいただいたりまた意気込みを新たにしたりしながら11日間を駆け抜けました。
観てくださったお客さまが、この喜歌劇の2時間、世間のことをすっかり手放して楽しんでいただけたなら嬉しいです。
本当に、本当に、ありがとうございました!!!!
打ち上げも、たいそう盛り上がりました♪
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