さて、雪の舞う中「奥会津 のんびり館」でまんまとのんびりとツアー最後の夜をすごした私たち。
朝からモリモリご飯を食べて、福島ツアー最終日の始まりです!
本日伺うのは、のんびり館から400mほどの、三島小学校。
ワゴン車で到着する私たちを、福島県文化振興財団の木村智子さんが迎えてくださいました。
木村さん、通称"ともちゃん"は、これまでも幾度か座日記にも登場していますが、この福島コンサートツアーシリーズや、「森は生きている」の福島ツアーなどでも大変お世話になってきた方です。
昨日喜びの再会を果たし、今日は最終日ということで朝からついていてくださいました。
今日の会場は音楽室。
2階にあるので、搬入なども手伝ってくださり、とっても助かりました。
あっ、私の出身中学校の音楽室にあったのと同じ楽器紹介写真が貼ってある!!
懐かしさに記念撮影
このツアーのために紙でクチバシや羽をこしらえたパパゲーノ&パパゲーナ帽ともお別れです
(コンサート②でも使ってもらってますが)
音楽室の外のベランダから、見える山は雪化粧
今日は建物の構造と日差しの関係から、この雪舞うベランダから登場することになった私たち。
なんとも極寒の場所で、登場のきっかけを待つ間「死ぬ時が来たのかしら…」とうっすら思ってしまいましたが、楽器を鳴らしながら登場するや、大盛り上がり!
三島小学校の子たち30人と、近くの幼稚園から10人ほど、そして保護者の方々も来てくださり、音楽室に集まった50人ほどのお客さまが、目をまん丸にしてじっと見てくれていました。
自己紹介で好きな野菜を順番に発表していったら、「私も好きー!」「ぼくも好きー!」と毎回言ってくれる子が。野菜好きなんですね!
「夢の番人」では、「太鼓の音が大きすぎる」と音量バランスへのダメ出しをしてくれる子も。めちゃくちゃ笑ってしまいました。
昨日までは0歳から年長さんまでのお客さまに見てもらってきていたのですが、今日は年長さんから小学6年生までということで、最終日にして初めて、こんにゃく体操をみんなと一緒にやってみました。
最初に私たちがやるのを見てもらったときには「これできる!」と声が飛んできたのですが、一緒にやりましょう、と声をかけると「えー」「いや…」と口々に言ってるのが聞こえる…大丈夫かな?と思いつつ、ぶらぶら始めると…
みんな上手!ノリノリで腰回しもやってくれて、ばっちりです!!一緒にできて良かったあ…!
ソングも、「魔法の笛」も、とっても楽しんでもらえた様子で、最後はみんなと写真を撮り、ハイタッチしてお別れ。
高学年の子は一言ずつ感想を言ってくれたりもして、伝えようとしてくれることが、とっても嬉しかったです。
終わって記念撮影☆withともちゃん
終演後、片付けをしていたら、小さなお客さまが…
1年生が感想のお手紙を書いて持ってきてくれました!
3人それぞれが一生懸命書いてくれていて、嬉しいー!可愛いー!と喜びにまみれて更に片付けをしていたら、先生が…
「4年生が、どうしても感想を届けたいとお手紙を書いたので受け取ってもらえますか」
と、またまた素敵なお手紙を持ってきてくれました!!
嬉しいぃ
丁寧に書いてくれた文字を、ひとつひとつ大切に読ませていただきました。
その中に、「一番びっくりしたのは登場です。後ろから入ってくるとは思っていなかったのですごいなと思いました」ということが書いてあるのを読んで、ピアニスト大坪さんは「もうあんなに寒くて、あそこから入ることにしたのを恨んだけど、こんな風に書いてくれたらやった甲斐があったよー!」と極寒での待ち時間の恨みも吹き飛んだ様子でした。よかった…!!
「てんとう虫」が好きって書いてくれたのも、「トムトムが独特でおもしろかった」って書いてくれたのも、こんにゃく体操のこと書いてくれたのも、みんなみんなとっても嬉しかったです!!
最後のバラシを終えて、お腹ペコペコで向かったのは、給食の先生におすすめいただいた舟木というお蕎麦屋さん。
わーい、ここだここだ…と入ろうとすると、ん?
なにを見てるんですか…??
のぞいてみると
わ、わ、わわわわあああ…!!
ぎゅうぎゅうのねこ!ぎゅうぎゅうのねこです!!
寒い中ぎゅうぎゅうにねこが…
このお店は猫も名物みたいで、Googleマップで出てくる写真も最初が猫!猫なのです!
きゃわわ
しばらく猫不足だった私はたいへん興奮してしまいました。ありがとうございました。ねこ、最高です!!
そしてお蕎麦屋さんは、私たちが「5人です」と伝えると、どうぞ、と言って暖簾をおろしてしまいました。
毎日、その日打った分が終わると閉店なんだそうです。そして人気でお昼時でいつも終わってしまうんだそうです。さすが、ご紹介いただいただけのことはある…!
間に合って良かった…!
注文してワクワク待っていると、おや?入口から知った顔が…
と、ともちゃん…?
学校で私たちを見送ってくださってから、財団の方々とご飯処を探して、たまたまここへ来たんだそうです!すごい偶然!びっくり!!
「暖簾がおりてるけど、みなさんの車があったんでいらっしゃるかなーと思って…」
と、覗いてみてくれたそう。
あわてて北野さんが大将に頼んでくれて、あと3人分だけ、なんとかねじ込んでもらいました…!
やったねー!と記念撮影☆
右端の方は、同じく福島県文化振興財団の新井田さん。今回のツアーに何度かついてくださったのですが、この方もものすごく気が利いて素晴らしい方で、何も言わなくても私たちがやりたいことをすぐにわかってくださって、いつのまにかいろいろなものを用意してくださっていたり、仕込みも1回で完璧に覚えてしまって、本当に、またいつでも一緒にお仕事したいですー!!とすんごく思いました。とってもとっても助かりました!!ありがとうございました!!!
そうして、心もお腹も満たされて、帰路につく私たち。
向かいの山々も美しく銀色でした
ともちゃんの車が後ろについていてくれて、道が分かれる時にずっと手を振ってくれたこと、とっても嬉しかったです。
すごく濃密な、贅沢な、楽しい福島ツアーでした。
コンサート①チームはこれで解散。
またいつかコンサートツアーに行けるといいなーと願いつつ、お土産にいただいたアップルパイと柿、そして酒造で買い込んだお酒たちを抱えて、コンサートの旅は幕を閉じました。
みなさま、本当にありがとうございました!!
おまけ写真
身体を動かすぞ、と遊びに来たスポッチャでまずはゲームに夢中なひとたち
ミニボウリングとキックボクシングの饗宴
アーチェリーの似合ういい男
DDRめちゃくちゃ楽しそう
ミニバイクがんばるぞー!
このような乗り心地の良い馬があるならば五匹でも十匹でもくだされ
雪玉を投げてこの木の上の雪を落とすんだ…!!
面白い形のツララでシティーハンターごっこが捗る
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