「4人の歌役者と1人のピアノ弾きによる オペラ《白墨の輪》」に行ってきました。
構成・演出は大石さん。

舞台監督は島田さん、舞台監督補佐は西田さんです。
YUTOMIKAはピアニストの湯田亜希さんの呼びかけで始まった4人組のユニットで、僕が観たのは今回で3回目でした。
第1回コンサートは
「4人で《魔笛》!?」
第2回コンサートは
「4人の歌い手と4人の楽士による オペラ《変身》」
コンサートと言いながら、毎回オペラですね!
いずれも大作のオペラ、しかも今回の会場は座も公演をしたことのある、あの吉祥寺シアター!
第1回から大石さんには「まったく無謀!!」と言われ続けているそうですが、
最終的にはこの少人数の面白さを生かした舞台を作り上げてしまう。
恐るべし、YUTOMIKA。
そのチャレンジ精神と、独自の構成に驚かされるばかりです。
今回の白墨はというと
衣裳のたくさんかかった装置が、シンプルながらもスタイリッシュな雰囲気を出していて、
それらを使い、次々と役を取り替えながら、物語は進んでいきました。



同じ役でも演じる人がどんどん変わるけれど、自然に観られてしまう不思議と、親しみやすさがあって、
このメンバーならではの良さがまた存分に発揮されていました。
アツダクの出てくる後半では原作からの引用なのか、圧巻の長台詞が面白かったです。
その後の歌が、こういうことなのかと納得でした。






また新しい白墨を観せてもらいました。
留まることを知らないYUTOMIKAですが、
この勢いでいって、第4回のコンサートはいったいどんなことになってしまうのでしょうか!?
なんとも楽しみです。


(舞台写真: 姫田蘭)
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