オペラ『森は生きている』稽古場日誌(2月12日):冬木理森

公演目前、稽古も物作り作業も怒涛の日々です。

小屋入り前のPCR検査は、公演関係者95人全員が陰性の結果が出ました!

ひとまずホッと安心です。
千秋楽まで、最大限の対策に気をつけて臨んでまいります。

毎日欠かさず、隅々まで掃除・消毒をしてピカピカの稽古場。
こんなところも心をこめてモップがけ。


オーケストラとの合わせも、いよいよ大詰めです。
この規模になると横使いでは収まらないので、 装置を縦使いに仕込み替えをしての通し稽古でした。

数少ない貴重な合わせ、そして贅沢で大変幸せでもあるこの時間。
指揮の寺嶋さんや、オーケストラの皆さまを前に演じるのはとても新鮮な景色でした。
音楽の推進力と豊かな色彩に、心と身体がどんどん元気になっていくのを感じます。
オーケストラの圧巻の音の波、劇場ではさらに全身でご体感いただけることと思います!
どうぞお楽しみに!

演出家の特別席も設置されました。
「高いところから失礼します。」と、 穏やかな笑顔で演出をされる眞鍋さん。


A組「ポコポコ隊」と呼ばれる人たちが仕掛けを打ち合わせ中。

力加減の絶妙さに苦戦しており試行錯誤、 スキマさえあれば触っております。
なんのこっちゃというかんじですが、本番では美しいポコポコをお見せできますよう、 ポコポコポコポコひたすら精進します。
B組のほうはまた全然違う仕掛けで、 一発勝負、そして破壊力(?)があって可愛いです。

ダブルキャストならでは、それぞれの組での工夫があちらこちらに散りばめられています。
是非ともAB両組ご覧になって、違いをお楽しみいただきたいです!


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