オペラ『森は生きている』劇場日誌(2月16日):高橋志野

本日ついに!!小屋入りしました!!!

一時は、公演自体、実施できるかどうか全く分からない時期もありましたが、ここまで来てようやく、対策の上であれば公演ができそうだと道が見えてきました。

思い返せば、昨年2月の主催公演オペラ『イワンのばか』を池袋のあうるすぽっとで上演した時には、コロナの影響はほとんどなく、全ステージ予定通り実施することができました。コロナを心配して公演を諦めたというお客様も、私たちの耳にまで届く範囲ではごくごく少数でした。
感染拡大は止まらず、一度目の緊急事態宣言の発令があったりもして4月からの3ヶ月間に予定していた旅公演は一切行えませんでした。
そこから、新規感染者数は減少方向となり、むかえたのが9月の主催公演オペラ『末摘花』です。こんにゃく座としては、感染拡大後のはじめての主催公演でした。全国的にも、ようやく、舞台作品の上演が、対策をひとつずつ探りながら、再開し始めた時期だったように思います。『末摘花』は、収容人数を制限し、そのかわり、当初の予定よりステージ数を増やして公演を行うことができました。

そして、今回の2月オペラ『森は生きている』新演出・オーケストラ版の公演が、行えたら、(いえいえ、このまま行けば、行える、と信じています。もちろん、出来うる限りの感染防止対策の上で!)こんにゃく座は、2月と9月の大切な主催公演の命を繋いできたことになります。

観たくても観に来られない事情のある方の想いも力に変えて、わたしたちは、いまできる精一杯のことを120パーセントの力で進めて参ります!
みなさまからの温かいお気持ちを、普段よりまして感じながら、準備を進めています!!!

〈文章ばかりの座日記になってしまいました。ここまで読んでくださりありがとうございます!〉

以下“ほとんどおまけのような”小屋入り初日の写真をごらんください😊
広々としたロビーは衣裳の作業スペースになっています。





こちらは、ロビーから楽屋に戻る途中の床です。


トイレ待ちのお客様が並ぶところに、足跡マークが貼ってありました!会場である世田谷パブリックシアターのスタッフさんによる、感染拡大予防の取り組みのひとつです✨

今回の公演は、劇場さんの対策にも支えられています!明日は、いよいよ、舞台での稽古が始まります!


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