ドビュッシーの「アラベスク」から始まったコンサートは、ご本人のお話しのなかにもありましたが、フランスの作曲家の、そしてこの季節にひとときの涼しさを運んでくるプログラムでした。
ドビュッシー、フォーレ、ラヴェル。フランスを代表する作曲家で、作品も耳にする機会が多くありますが、ワタクシは時々「えっ!?光さん?」「あっ、今、萩さんが!」と思うことがございます。入川さんは、光さん、萩さんの作品の中からフランスの作曲家を感じることがあったそうです。面白いですね。
後半は、歌とピアノのプログラム。飯野薫ちゃんが出演。 フランス歌曲を入川さんご自身の手で日本語訳された作品たち。薫ちゃんの軽やかな歌とピアノ。綺麗なレース編みのハンケチのようでした。 プログラムの合間に、入川さんと薫さんのトークのなかで「ソングと、訳詞の歌を歌うことの違いは?」と言う話になりましたが、薫ちゃんがボケまくり、会場は和やかな笑いが生まれました。
ソングからピアノ曲になった曲集「もどってきた日付」。私たちも歌ってきたソングとはまた違う世界が見えてくる瞬間でした。
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