森組 in 神奈川県横須賀市『横須賀市文化会館』(12月3日):泉篤史

今年も残すところあと1ヶ月。クリスマスソング好きの泉にはたまらない季節となってきました。割と一年中聴いちゃうんですけどね、クリスマスソング。
そしていよいよ今シーズン初となるオペラ『森は生きている』ホール版の初日がやってまいりました。お話の舞台が年末のお話ですし、12月は『森は生きている』好き(?)にもたまらない季節ですね!

やってきたのは神奈川県横須賀市。こんにゃく座の旅で何度か足を運んでいますが、英語の看板が並んでる街並みを見ると、毎回外国に来たような、少し不思議な気持ちになります。

今回の横須賀公演の主催は木育プロジェクト。栗山設計さんが企画しているプロジェクトでして、ホームページによりますと【「日本の森の木が使われず、森の状態がよくない事による環境への影響」そして「子どもたちの木離れ」】という現状を変えていくため、こどもたちへ森・木と触れ合うワークショップや体験活動、自然をテーマにした作品鑑賞など、さまざまな取り組みを行っているプロジェクトです。その一環として、我らがこんにゃく座のオペラ『森は生きている』が森や自然をテーマにした作品ということで、このプロジェクトに選ばれたのでした。


今回のチケットはなんと、担当の栗山さんのお子さんが描いた絵を元にしたチケット!
優しい色合いの可愛いらしい絵です。
素敵な差し入れもいただき、気合い充分!
前日仕込みということで、夕方18時から丁寧に仕込んでいきます。

ここのホールは反響板上がりません。ということは舞台袖が狭いということ。2本のスロープが袖まで伸びている森の装置にとってはちと厄介な劇場でした。スロープにかける階段がかけられないのです。弱った…どうしよう…!と思っていると、舞台監督久寿田さんが隅の方で何やら作っているみたい…
少し分かりにくいですが…スロープに乗り切らない部分を木材で補強してくださいました。

これでバッチリ!ありがとうございます!

仕込みも終わり、みんなで近くのホテルへ。翌日は通し稽古をしてから本番です。
岡原さんも駆けつけてくださいましたー!

写真はないのです(撮り損ねた!)が、相原さんも営業担当ということで駆けつけてくださいました。
ホール版初日の松田さん!
ちょっとドキドキしますね。でも楽しんで思いっきりいってらっしゃーい!

会場は子どもたちがたくさん来てくれているようで、客席からは楽しそうな子どもたちの声があちらこちらから上がります。

マツユキソウが咲いた瞬間、客席の皆様が息を呑むのが分かりました。お客さまの反応がよく分かる、好きなシーンの一つです。

終演。お疲れ様でしたー!!
と、終わったと思いきや、今日は気が抜けません。今日は退館時間が迫っているので、みんなで急いでバラシをします!化粧落としもほどほどに、とにかくバラすバラす!

観に来てくださった座員の方々もお手伝いをしてくださいまして、無事急ぎバラシも終えられました。今度こそ本当にお疲れ様でしたー!
最後に、森を観に来てくださった女王…じゃなかった、女王の衣装のようなスカートを着こなす豊島さんの写真を!

まさに女王様!

明日はトラック組はふたたび九州へ。本当にこの時期は全国を縦横無尽に駆け巡ります!
ではまたー!!

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