オペラ『神々の国の首都』稽古場日誌(2月5、6日):鈴木あかね

いよいよオペラ『神々の国の首都』稽古が始まりました。

初日となる2月5日には、座員とスタッフの皆さんにもお集まりいただき、小泉八雲のひ孫にあたる小泉凡さんをお招きしての八雲についての勉強会が開かれました。

八雲の生きた軌跡をたどりながら、どういう考えを持って生きていたか、そしてそのことがどう現在に繋がっているのかなど、凡さんの視点からもたくさんのことをお話しいただき、とても実りの多い時間となりました。

そして勉強会が終わると、なんと外は一面の雪景色!交通の乱れなども心配されましたが、メンバーは無事に帰り、そして次の日も稽古場に来ることができました。

そして稽古2日目は、第一場から立ち稽古のスタートです。振り付けの山田うんさんが来てくださいましたので、動きのヒントなどをいただきながら、少しずつ場面を起こしていきます。

演出の坂手さんも、一つ一つのシーンに想いがたっぷりあって、たくさんの言葉をいただきながら、皆でハーンの想いを共有していきます。

ハーンとセツ。

知事邸に集まる人々。

時になるほどとうなづき、時にここはなんだろうと首をかしげながら、どんどん作品が立体的になっていきます。

坂手さんの発する一字一句を聞き逃すまいと必死です!そこにハーンの愛した松江の風景が見えてきますように…。がんばります!

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