音楽の街、静岡県浜松市にやってまいりました!
高速インターから降り立ったとたん、インパクトたっぷりなピアノおじさんが現れました!
ジャズ界の巨匠 オスカー・ピーターソンがモデルだそうです。
浜松演劇鑑賞会の例会 3days 連続公演。
会場の「アクトシティ浜松」は、今ツアー最大規模の会場で4階まで2,475席のキャパシティ、響きも素晴らしい 大変立派なホールです。
ホルンオブジェも可愛い。
すぐ近くには世界中の古楽器から電子楽器までが集結した、「楽器博物館」があり、楽器マニアにはたまらない空間となっております。
アクトシティ浜松は日本初の「四面舞台」。
「四面舞台」とは…
客席から見えてる舞台が「主舞台」。その他にも、下手側・上手側・そして舞台奥にそれぞれ主舞台と同じサイズの空間がある劇場舞台のこと。
日本では新国立劇場オペラパレス・中劇場、びわ湖ホールなどがあるそうです。
床が回ったり、上がったり、沈んだり、スライドしたり、コンピュータ制御の装置を駆使した多彩な演出が可能な、超多機能なホール。複数演目上演のための、舞台装置の入れ替えもできるそうです。
我々の『遠野物語』ではそういうことはやらず、どちらかというと想像力で世界を行ったり来たり変えていきますので、仕込みの始めには迫りの隙間をみんなでせっせと埋めていました。(本編中に降らせる雪が挟まり込んでしまうのを防ぐためです。)
そしてホールが立派すぎて、広々すぎた仕込みの様子。広いと物が置き放題、作業も同時進行し放題でサクサク進む分、動き回る距離も倍増です。
大きなたくさんの装置、
たくさんの照明、
たくさんの衣裳、
たくさんの楽器とも旅しています。
楽屋にて。
何が書かれているかと思われるでしょうが、本番前にあたる闇たちの稽古メニューを真面目に考えて、忘れないようにメモしてあるのです。
障子を司り、本番中は闇に生きている方。
舞台裏の明かりの調整にも余念が無いです。
工夫が凝らされた障子捌きは、演劇鑑賞会の皆さまの間でも「あの自動扉、どうなってるの!?」と話題となっています。
ロビーにはオペラの紹介が!
こちらは主催いただいた浜松演劇鑑賞会の皆さまとの、終演後の交流会の様子です。
温かい絶品カツサンドをはじめ、たくさんの食べ物・飲み物の差し入れ、そして細やかなお心遣い、温かなお声がけが毎日大変有り難かったです。楽屋まわりもたくさんの美しいお花たちに囲まれて、パァッと和んでおりました。
いただいた大きな期待に応えるべく、また良い作品を浜松にお届けできるよう精進してまいります!
公演最終日のバラシを終えた夜。アクトシティの屋上から、ショパンが浜松の街を見守っていました。
ツアーもあっという間に折り返しを越えましたが、最後まで頑張ってきます!
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