小田藍乃出演!『東京空中庭園 vol.2 -妖精採集のためのフィールドノート-』(7月12日):壹岐隆邦

精力的に外部活動をしている藍乃さん、今年も『さよなら、ドン・キホーテ!』のツアーの合間を縫ってコンサートをするという事で、駆けつけました!
"東京空中庭園"という、作曲家の辻田絢菜さん(藍乃さんの高校〜大学の同級生)が起ち上げたユニットで、今回はそのユニット2回目のコンサートです。2年前の第1回も私は聴きに行って、とても楽しかったのを覚えています。

妖精からの招待状を手に集まったのは、 世田谷の"um"というコンパクトな会場。
ところ狭しとグランドピアノと打楽器が並べられているのを見てわくわくしていると、開演したらチェロも登場!
ピアノ・チェロ・パーカッションという楽器の組み合わせは実は一番と言ってよいほど好きなので、嬉しいサプライズでした。(たんに前情報を一切見ていない自分の行動の結果です。ちゃんとチラシにも書いてありました)

コンサート前半はラヴェル、モーラン、そして辻田さん作曲の計5曲を藍乃さんの語りを軸にして構成したステージ。
煌びやかな器楽のリズムが正に妖精そのもので(妖精って3拍子なんだなあと思ったり)、表題の『妖精採集のためのフィールドノート』という、絵本作家の帳硝子さんがこのコンサートのために書いた物語が音楽の橋渡しとして紡がれていきます。
藍乃さん自身翻訳による楽しい歌もありました。
後に辻田さんが「好きな曲を集めただけ」と仰っていましたが、コンパクトな会場での包み込むような響きと、仄かに照らされた照明が相俟って、ひとつのインスタレーション作品を体験したようなステージでした。

後半は辻田絢菜さんと、同じく作曲家である父親の辻田幸徳さんの曲から合わせて5曲。ピアノソロ、器楽アンサンブル、歌といろんな編成で楽しませてくれました。
そしてさいごに、第1回のコンサートで初演された"長くつ下のピッピ"という、絵本を元に作曲された作品の再演!
後半部分のみの抜粋でしたが、前回はいなかったチェロも加わって、おもちゃ箱みたいな音楽と、(音楽のような)朗読で幸せなコンサートの終わりでした♪
こうやって毎回少しずつ楽器が増えていって、いつかオーケストラで聴けたら面白そうだなあ、なんて思ったり。
ありがとうございました。第3回も楽しみにしています!

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