『クラブ マゲモン キラリ☆店』(とみ)

豪華絢爛!
熱烈歓迎!
空前絶後!
老若男女!
四字熟語!

(暴走気味…)

さぁさぁ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
『クラブ マゲモン』
『くらぶ まげもん』

間もなく開店だよ!!

ま、ちょっと遠くからだから分かりにくいかも知れないが、このぐらいが丁度いい。ね、そこのお父さん。

今、秩父の辺りに咲き誇る曼珠沙華、これを見る者はおのずと悪行から離れると言う天界の花だ。
その曼珠沙華が舞台の上で咲き誇ってるかのようじゃないか、えぇ?
ありがたいねぇ、どうも。
ねぇ、そこのお父さん、アンタもそう思うだろ?

おっと!
それ以上近づいちゃあイケナイよ。
必要以上に近づき過ぎると、バチが当たるってぇモンだ。
気をつけなきゃイケナイねぇ。

何?
遠すぎて分からねぇから、もうちっと良く見せろ?

しょうがねぇなぁどうも。
アンタも強引だねぇ。
その強引さを、たまにはアンタのカミさんに出してみたらどうだい、えぇ?
そうすりゃ、夫婦円満、晩酌のビールも1本増えるってもんよ。

ま、いいや。
アンタのその助平心、いや、強引さに免じて、ちょっとだけ見せてやるよ。
ただし、後ろから…。

はい、ここまで!

もっと見たけりゃ、 今度の日曜、『キラリ☆ふじみ』に来るんだよ。
下は10代から、上はみのもんたが言うところの「おじょうさん」、まむしが言うところの「ば〇あ」まで。
その数なんと30人!
老いも若きも男も女も、大汗・冷や汗・脂汗、時には涙も流しながら、アンタが来るのを待ってるよ!

お馴染みこんにゃく座の『まげもん』だが、今回はたった一度の『キラリ☆ふじみの陣』。
作・演出の鄭義信が、当たり前にする訳がない!ねえ!

秋の夕暮れにドカンと上がる、たった一度の打ち上げ花火。

キラリ☆かげき団の一世一代の晴れ姿。

どうかその目で見届けてやっておくんなさい。

さて、ツマラねぇ講釈はこれまでだ。
四の五の言っても始まらねえや。
どうかその目で確かめてやってよね。

じゃ、待ってるよ!






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