遅ればせながら…「春のうた会」byユモト@制作

桜の花びらが舞う宿川原にて、先日4月6日(日)こんにゃく座恒例の「春のうた会」が賑やかに行われました。上演時間も例年どおり、5時間弱という長丁場のコンサートになりました。お越しいただいた皆様、お尻や腰は無事でしたでしょうか?
出演者は歌役者30名、ピアニスト3名(大坪夕美、斎木ユリ、吉村安見子)、座付作曲家の林、萩、特別ゲストの橋爪恵一(クラリネット)、中田有(チェロ)、東京打撃団の田川智文さんという豪華な顔ぶれ!!
「うた会」は1人持ち時間7分というルールの他は、選曲、演出、構成などすべて歌役者が自由に決めて行います。林、萩、ワイル、シューベルト、武満、プッチーニ、プーランク、Heyral等などのソング、オペラ・ミュージカルの抜粋、林&萩のピアノ連弾などが飛び出しました。


(上記は当日の曲目プログラム。字が小さく読めなくてごめんなさい。)

時々「ソング」の選曲が2~3人重なる時もありますが、歌う人によって聞こえ方がまるで異なるので、逆にその違いを聴き比べるのが「うた会」の楽しみ方でもあります。
宿河原の稽古場は、歌役者の息づかいがすべて客席に伝わってしまう空間です。
人によっては緊張を強いられることもあるようですが、その分得るものも大きい「うた会」となったようです。



「うた会」のラストはこんにゃく座歌役者全員でうたう合唱です。
今年は小学館から発売される「林光全集」のために録音した曲をお聴きいただきました。
これぞ「こんにゃく座」!と言いたくなる位、全員合唱は鳥肌ものです。
来年の「うた会」もぜひ楽しみにしていてください!(しかし来年はスケジュール的に果たしていつ出来るのだろうか?!)

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