山梨県立文学館(たのうえ@制作)

9月公演にちなんで、4/26~6/22まで山梨県立文学館でをやっている「春の企画展《芥川龍之介の手紙 敬愛する友 恒藤恭へ》」のなかで5/31におこなわれた「座談会《孫の語る芥川家の人々―龍之介・文・比呂志・瑠璃子》」へ行ってきました。

山梨県立文学館は昨年秋、宮澤賢治の企画展を開催していた時にオペラ『どんぐりと山猫』でお世話になった場所でもあります。
制作や出演者に「一緒に行きませんか?」と呼びかけました。ゴーシュの本番のあった佐藤久司、まげもんのトラ移動だった、酒井聡澄、富山直人、髙野うるお、西田玲子、用事があって出発時間にどうしても間に合わない彦坂仁美と影浦英枝は残念ながら不参加。出演者で唯一参加できた、鈴木裕加と、演出助手が決まっている佐藤敏之、制作の湯本真紀と土居麦と田上という5名でこんにゃく座のハイエースで雨の降る中、出発しました。

まずは、本ツアーの目玉その1、文学館から車で15分ほどの距離にある“常盤ホテル”のランチバイキングへGO!趣のある日本庭園を眺めながら長い長い外廊下を歩き小さな洋風のダイニングスペースへ。


メインは洋食、でもお寿司もある、ちょっと不思議な組み合わせながら、素材がふんだんに使われていてとってもおいしかったです。満足満足。


別腹別腹


ティラミスティラミス


お腹も満たされて、いよいよ本日のメインイベント、座談会へ向かいます。


早々に定員に達しただけのことはあって会場にはぞくぞくと人が集まってきます。
登場した芥川耿子さんは、ほっそりとして背がすっとした女性です。芥川龍之介といえば教科書で見た難しそうな顔しか浮かばず、「歴史上の人」という感じでなかなか自分と同時代につながっている感じがしませんでした。でも、目の前の芥川耿子さんを見ると、ここ(現在)から龍之介までが、さーっとつながったような気がしました。

龍之介よりも耿子さんのお父さんである比呂志さんや、龍之介の妻である文さんの話しなどがメインでしたが、龍之介の人となりや彼を取り巻く人たちの様子を知ることができました。

座談会が終わったあと、耿子さんにいの一番に声をかけて、「9月に芥川龍之介のオペラを上演します、ぜひ見に来てください!」と伝えることができました。
見に来てくれると、嬉しいです!

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