『セロ弾きのゴーシュ』公演日誌(4月28日):大石哲史

南武線、青梅線、八高線と乗り継いで箱根ヶ崎という駅に来た。地方の人が聞いたら「それって東京?」という話しになるな。初日だというのに土砂降りの雨だ。体育館公演の雨は強敵だ。過去にも屋根の貧弱な体育館の公演で、必死の大声大会になった苦い記憶がある。でも今日の小学校の体育館のつくりは雨に対しても強固なつくりがしてある、との事。ひと安心ひと安心。
さあ新人チャミのデビュー戦だ、よく稽古をしていて毎日毎日変わってきている、着実にボワーとしたところが少なくなってきて、クリアーな言葉とピュアな響きになってきた。楽しみだ・・・・・・・・・・・・
そして、初演が終わった。チャミがたぬきで出てきて、「ぼくは小太鼓の係りでね」というところを、なんと「ぼくは子狸の係りでね」と言ってしまって・・・・・・コロスのみんなは、まあそれはそれであってるけど?なんていう大笑いはあったけど、こんにゃく座オペラ初舞台としてはなかなか堂々としてよかった!うるりんの猫もフレッシュ。いいチームになりそうだ!

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